お盆休み明け・・・
（まずは情報収集と・・何気に社員に聞く・・）

『お盆休み、何してたの？』

『チョコッと図面の練習・・チョコッと飲みに行って・・
チョコッと図面の練習・・』

ビベロYちゃんは2級建築士試験の一次に合格し、
只今、二次試験に向けて奮闘中だ。

『ライジング・・に行って、お墓参りです。
今回は末の妹と私が付いて行きました。』

早や打ちKちゃんは毎年【ライジング・・】に行く。
石狩の浜で行なわれる24時間大コンサートだ。

（何度聞いても、名前をちゃんと覚えられませんが・・）

早や打ちKちゃんは三人姉妹の長女、
とても仲の良い家族だ。

『親戚のおばさんやおじさんもお墓にいっぱい来ていて、
あら？長女なの？妹かと思った・・

なんて言われて・・はあ・・です。
そのうち、歳を聞きかれて・・24歳って言ったら、

まあ～早く結婚しないと・・・と言われて・・・
そう言われても・・ですが・・おばさんたちの年齢では、

24歳は結婚する歳なんですね・・』

早や打ちKちゃんのニコニコしながら、
返答に困っている様子が目に浮かぶ。

昔から、おばさんおじさんが集まると、
『おい、結婚はまだか』が常だが・・・

結婚適齢期がいつからこんなに遅くなったのだろうか・・
いやいや・・適齢期と言う発想もなくなったように思う。

女性の社会進出が進んだ為とか、
年収が減った為とか・・理由は色々だそうだが・・・

女性が経済力を持った事は大きいのかな～

男性は結婚をしても、
『落ちついたな』と言われるくらいしか変化がないが・・

今だ、家事育児は女性の仕事になっている日本では、
そりゃあ・・女性は大変になる。

『私も仕事をしているのよ！』
なんて、喧嘩を若いときは何度したことか・・

あら・・思い出しちゃった・・昔の喧嘩・・
まあ・・それは置いといて・・

恥ずかしながら・・
男女を問わず残業の多いうちの会社、

女性社員の、
“仕事をし続ける”意思だけに頼っている。

これでは若いビベロYちゃんや早や打ちKちゃんに、
結婚してからも働き続けて貰えない。

ああああ・・・
と色々みんなと考えるが・・上手く行かない。

（そんなに早くに結婚する事はないよ、若い内に楽しもう～）
なんて・・言っているむつみさんだけど・・・

それは・・
（労働環境を改善できないでいる経営者のエゴだわね～）

あ・天の声・・・だ・・・・

ああああ・・早くしないと・・
二人を誰かさんに取られるぞ～

あああああああああああああ・・・どうしよう・・
盆明けから・・・焦る・・・