私は、飲兵衛だ・・。
なので・・今日も飲み屋の話し。

もし・・自分が男だったら・・
絶対、立ち飲み屋に行く！

が・・・

流石に、女性一人で、
立ち飲みする勇気はなく・・

知らぬ土地なら怖くない！
と・・東京で挑戦！

・・店の前を行ったり来たり・・
で・・入られず・・

はあ～あ・・残念・・
の繰り返し・・だったのだが・・

先日、JR出張の帰り・・
札幌駅に八時半ごろ着いた。

（帰っても夫も出張・・
さて・・飲んで帰ろうかな・・）

なんて・・思っても・・
店を決められず・・・迷った挙句・・

そうだ！
あの店に行ってみよう～

道庁近く、
有名生命保険の豪華ビルが立ち並ぶ洒落た一角に、

【千歳鶴】の直営店があるのだ。

いつも、日中に通る事が多く、
一度入りたいと思っていた。

ルンルンして、格子戸を開けたら・・
“立ち飲み屋”・・・だった。

チョッと引けたが・・
よし！入ろう～

『大吟醸！』680円・・『若布の酢の物！』100円、
『辛みそ入り厚揚げ焼き！』380円、『あぶりがっこ！』300円、

『吉翔！』880円・・『味噌つきトバ』100円、
を楽しんでいたら・・

お隣に大企業の、
サラリーマンらしき二人が立った。

（大企業の方々は立ち飲み屋で、
どんなお話をされるのでしょうか・・）

ついつい・・耳はダンボ・・
上司と部下の関係らしいが、

部下は、そのまた部下の指導に悩んでいるらしく、
あーだこーだ・・あーなのだ・・

上司は、
そうか・・そうだな・・そうなのか・・

そのうち、
話はお互いの家族の話しになったが・・

その話に、気負いも見栄もなく・・
人間らしい優しさに溢れた会話だった。

（大企業でも・・一緒なんだ・・）

人間としての関わりは、
大企業でも中小企業でも関係ないんだ・・

小さな会社でも・・
人間としてのふれあいが無い組織もあるし、

大きな会社でも・・
心の壁の無い人間関係もある・・

なんだか・・立ち去りがたかったが・・

後ろでサラリーマンが酔いつぶれ、
『お客さん、もう会計して貰いましたよ～』

何度もお金を出しては、
レジの叔母さんを困らせていた。

ので・・・
（二杯で止めよう～）

帰ってきたが・・。

立ち飲み屋は・・やっぱりいい！
また行くぞ～