日刊せみなりーBLOG
クラス会・・
更新日:2011/10/04
看護学校のクラス会に行ってきた。
4年ぶりのクラス会・・登別温泉集合だ。
いつもの如く、
なんら気を使う必要の無い集団。
50代半ばの女性たちは、
職場の事、家族の事・・親の介護の事・・
話は中断することなく・・
続いたのだが・・・
『親の死を見取りながら、
次ぎは自分の番だな~と思ったの・・』
Kちゃんが言った。
みんな、頷く。
続いてKちゃん、
『自分が死んだ時、
子ども達が心の負担がないような死に方をしたい』
賛成だ。
『私ね、どんなに健康に気をつけても、
どんな死に方をするかはわからないじゃない。
だからね、子ども達には、
ママはいつも幸せだよ、
いい夫や子どもに恵まれ孫も出来て、
大好きな友達もいっぱいいて、
仕事も一生懸命出来ているし・・って言っているの』
私がいつも思っていることを言うと、
『おむつ!その話頂き!
明日帰ったらすぐ子ども達に言うわ~』
Kちゃんにご支持を頂いた。
この4年の間に、
親を看取った友人はかなりいた。
4年前の子どもの話から、
今回は親の話に流れが移った。
が・・変わらないのが仕事の話・・
50代半ばでも・・仕事終了!は余り無い。
ただ・・疲れて一次中断!は何人かいた。
そして・・中々理想の病院や施設に出来ない悩みだ。
再びKちゃんが言った。
『同じ病院に勤めて10年、
院長のやり方に納得行かず、
辞め時かと思うこともあるけれど、
病院は院長だけのものじゃあないと思うの、
私と患者さんの関係も出来ているし・・
だから、もうチョッと働こうと思う。』
ふと・・会社の事を考えた。
会社は社長や経営者だけのものじゃあない。
働く社員たちのものでもあるんだ。
なにか・・Kちゃんの言葉に、
ホッとした・・・。
クラスメートの様々な話に、
笑ったり、泣いたり・・頷いたり・・
『みんなの話しに勇気とエネルギーを貰ったわ、
また、頑張れそう~』
帰り際、旭川在住のHちゃんが言った。
『うん!わたしも!』
手を振りながら・・
気分は、ふんわか・・幸せだった。