日刊せみなりーBLOG
北大生の・・・
更新日:2011/11/23
『補償セミナリーの中野と・・』
『結構です!』
これは初めてお電話をした時の、
よくあるお客様の反応だ。
社内では・・・
『ほしょう・・って胡散臭いよね・・』
とか、
『セミナリーというカタカナが悪いんじゃない?』
などと、言っているが・・
それだけ一般的には使わない言葉だ。
電話で初めて聞いた方は、
何かの押し売りと思うらしい。
やれやれだが、
この【補償の仕事】,やってみると
中々面白いのだ。
公共事業で土地が必要な時、
その上にある全てのものに
補償が行なわれる。
だから、
農業も漁業も酪農も畜産も、
全てに関わる。
『豚の畜産で放牧場はどんな意味を持つのかしら?』
の時は、
北海道大学農学部畜産学科のK先生を訪れ、
『すみませ~ん、教えて下さ~い』
『北海道ではあまり作られない果樹の現状は?』
の時は、
北海道大学農学部生物生産研究農場のH先生を訪れ、
『すみませ~ん、教えて下さ~い』
大学の先生は、
意外に分かりやすく教えてくれる。
K先生には、
牛の話も教えていただいた。
『本当は牛に自然な牧草を食べさせる方がいいと、
皆さんは思われるでしょうが、
それでは季節によって
牛乳の味が変わってしまうので、
牛乳の販売会社には
配合飼料を与えるように指導が入るのです。』
なるほど・・・
そして・・先生たちは、
北海道の酪農家や農家の方々の暮らしが、
豊かになる事を常に考えている。
『今、べりーについて研究中です。
一年に一回しか収穫が出来ないと、
そこでしか利益が上がりませんが、
時期がずれて収穫できるベリーを
一緒に植えることで、
収穫量が上がり収入が増えます。』
ふ~ん・・
なんだか・・嬉しくなる。
圧倒的に農学部にお世話になることが多いが、
大学の校舎から出てきた時は、
自分も北大生になった気分だ。
北大はやっぱり・・
どさんこの誇りだわい・・・・
ぼーいずびーあんびしゃす・・