日刊せみなりーBLOG

食べる事・・は・・

更新日:2011/11/28

社内は、
お弁当を作っている人、

作ってもらっている人、
作ってもらわない人、

作ってもらえない人に、
分かれているが・・・

『どうして、
作ったお弁当はおかずが同じでも飽きないのに、

買ったお弁当は、
品を変えても飽きてくるんだろう・・』

これが、疑問の一つだったのだが、
先日その答えを頂いた。

答えてくれたのは、
管理栄養士を20年以上務めてから、

行政書士事務所を開いた変り種、
高橋澄恵さんだ。

高橋さんいわく、

『人間のDNAには、
食事の用意をする事、調理をする事を、

楽しい、嬉しいと思うことが
刷り込まれているんです。』

(え~そうなの?
私は疲れていると苦痛だわ・・)

『大昔、木の実を取ったり狩猟をしたりして、
みんなが集まって食事の用意をするのは、

ご飯を食べられるという喜びだったから・・』

(なるほど・・・)

『コンビニ弁当には、
作っているという感じがしないから飽きちゃう、

家族が作ったお弁当は、
例え作った場面を見ていなくても、

無意識に作っていると思っているから、
飽きないんです・・・』

(なんか、納得・・)

『もうひとつ面白いのは、
例え買ったおかずでも器に開ける手間をかけるだけで、

喜びに変わって飽きにくくなるんです。』

(何か・・わかる)

食べると言う行為一つでも、
人間が出来てからの、

なが~い歴史が関わって、
それが凍みこんでいるんだ~

高橋さんは、
人間の消化機能と人間の歴史についても、

分かりやすく教えてくれたが、
『人間の長い歴史の中で、

夜に電気をつけて明るくし、
遅くまで起きていると言うのは、

ホンとに極々短い歴史でしかないんですよ、

だから、
夜遅くに食事を取って、

うまく消化するようには出来ていないんです。』

そうだよな~
残業が終わってから食事を作り、

11時近くに食事を取るのは、
身体を壊す元なんだ。

これからは、
『食べないで寝なさい!』と夫に言おう~

え?違う?・・・?

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