名誉顧問の前川北大名誉教授からお歳暮に、
【長野のりんご】が会社に届いた。

前川名誉教授は、
長野県上田市の研究所？にいたことがあり、

その繋がりで、
毎年りんご【ふじ】を送ってくださる。

『わ～いい匂い～』
と、箱を開けるなりみんなで頂く。

堅いりんごの苦手な私もパリッ！
蜜がびっしり・・だ。

『え？むつみさん、堅いりんごが嫌いなんですか？
りんごは堅くなきゃあ～』

は、若いビベロＹちゃん、
頷いた面々はみなさん、お若い・・・歯。

私は昔から柔らかいりんごが好きだった。
特に、【あさひ】・・御存知か？

先日、
果樹の苗木を専門に育てている方にお会いした。

『あさひがお好きなんですか？
それはりんごの通です』

と言われたが・・

なんでも、
あのすっぱさと甘さのバランスが、

【りんご】なのだとか・・

『今は本当に、
あさひを見かけなくなりました。

紅玉（こうぎょく）は、
お菓子に使うのでたまに見かけますが・・』

と続けて言ったら、

『わ～凄い！
こうぎょくと言う言い方をするのは、

年齢の高い方で・・はははは・・
今はプロでも“べにだま”と言ったりしますよ～』

ははははは・・・・
年齢が高いので・・・・。

ついでに
『梨は20世紀が好き』と言ったら・・

『あ＝＝余り作られなくなりましたね』
明らかに・・・

時代遅れらしい・・。

蜜がびっしり入った“ふじ”は、
残業の合間に食べ、

『それぞれ、家に持って帰って～』
とすぐに売り切れた。

果物にも流行りがあるから、
近頃は新種に変わることを想定して、

果樹農家は栽培をするらしい。
流行は巡り巡って繰返すと言うから・・

そのうち・・
また、【あさひ】がつくられるのかしら？

あの甘酸っぱさを思い出して・・
唾がでた・・。