日刊せみなりーBLOG

陸前高田・・・

更新日:2012/01/16

金曜日、
『家』ネットワークのメンバーと、

会議と新年会をした。

この会は、
同友会女性経営者部会の同好会だ。

新しい形の、
企業連携を模索中。

女性らしい率直さ、
建前より本音!で、

毎回、議論白熱、
おしゃべり楽しく!

でも、
筋を外さない凄いメンバーなのだが・・

新年会になると、
おしゃべりと笑いは限りなく進み・・

『しまった!
堀岡さんに岩手の話をして貰う時間が、

なくなっちゃた!』

アトリエテッラの堀岡さんは昨年、
同友会中央西地区の皆さんと、

被災地岩手の訪問をしたのだ。
『堀岡さん、一言でも感想を!』

一足先に帰られる堀岡さんは、
『はい!被災地を見て・・

街づくりの重要性を考えました。
あれでは・・逃げられません!』

そのきっぱりとしは言葉は、
堀岡社長の、

“建物を作る仕事を通して、
人命を大切にする街づくりに関わるぞ”

という、
強い意志を表しているようだった。

『写真集、置いていきます。』

堀岡さんが用意して下さった、
写真集を、見た。

【未来へ伝えたい
    陸前高田 やっぱり ここがいい 】

3.11前の気仙の姿・・
祭りやイベント、住民の笑顔・・

3.11の時間を追っての“津波”の姿・・・
3.11の時間を追っての街の姿・・

翌日、12日の街の姿・・・

写真集に言葉はなかったが、
涙が止まらなかった。

同じ場所を写した写真がいくつもあった。
3.11の前と後・・

この写真集は、
タクミ印刷有限会社のみなさんが、

地域のみなさんと作ったものだ。
最後こう書いてあった・・

『発刊にあたり  2011,3,11東日本大震災により陸前高田は壊滅、会社も同様で20有余年撮り続けてきた写真も全て流出。4月に会社を再会して3ヶ月が過ぎた日、渡辺様がたくさんの写真を持って訪ねてきた。そこには今では見ることのできないあの風景がいっぱいありました。震災前は当たり前だった様々な場所の写真を見て涙が溢れてきました。今残しておかなければ・・・・。という思いが強くなりこの写真集の製作がスタートしました。・・』

そして、最後に・・
『これを機に私達も気仙復興と、「やっぱりここがいい」と自慢できる街づくりを目指して微力ながら努力していきたいと思います』

堀岡さん、
あなたの一言の意味が分かりましたよ、

私も、
自分の街と被災地の街づくりと共に微力ながら頑張る!

堀岡さん、
いいスピーチ、ありがとう!

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