日刊せみなりーBLOG

ストーブ・・

更新日:2012/01/19

『オール電化の家に住むようになって、
直火がなくて、

子どもに、
火は熱い事を教えなければならない事に、

気付きました。』

文章マシーンA子さんは、
オール電化住宅に住んでいる。

なるほど~
確かに・・・・

『うちは三石の実家に帰ったとき、
薪ストーブに子どもの手を近づけて、

“あっついんだよ!”と教えたよ~』
は、ホンワカH君・・・

そうだよね~
オール電化の家には、

直火がないのか・・
お母さんも火を使わずに調理をし・・

お湯は、
電気ケトルで瞬時に沸く。

暖房は床暖やパネルだ。
赤々と燃える“火”はどこにもない。

大昔の大昔・・
官舎の我が家は石炭ストーブだった。

ストーブの回りには金網の柵が作られて、
子どもが怪我をしないように、用心、用心・・

煙突の下のほうには、
湯沸しが付いていた。

夜になると、
その湯沸しのお湯を柄杓ですくい、

湯たんぽに入れる。
朝は、その湯たんぽのお湯で顔を洗った。

ストーブの上では、
干し芋を炙る。

ストーブの前では、
おばあちゃんが背中あぶりだ。

ストーブから立ち上がる煙突にハンカチをあて、
『アイロン代わり~』も、した。

住宅から直火が消えて安全だけど、
何となく寂しい気がするのは・・

贅沢か・・・
『あんたは煙突掃除をしたことがないから・・』

母の声が聞こえてきそうだ。

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