日刊せみなりーBLOG

57歳と一日目・・

更新日:2012/03/07

『中野専務の人生も、
看護婦さんから今のお仕事に・・

随分と変化の大きな人生ですね~』
先日、アトリエテッラの堀岡社長の車で送っていただいた時、

堀岡社長は、
美しい瞳を私に向けながら、

こう仰った。

わたしは、『そうですね~』
と、言いつつ・・

(現場は、医療から補償・建築に変わったけど、
基本は一緒かも知れない・・・)

と、思った。

看護は、
究極の接客業だと私は、認識している。

今思えば、
ぎゃお~んと言うほど、

未熟な看護婦だった時、
とにかく、

落としなく、
観察・処置をこなす事でいっぱいだった。

患者さんや家族の心を理解するには力不足・・
または、感情移入しすぎて・・

一緒に落ち込んだり・・
医療従事者の言うとおりに療養しない患者さんに、

腹を立てたり・・
『文句が多い』患者さんを作ったり・・

でも・・
自分も子どもを三人産み、

《絶対になくしてなるものか》と、
わが子を抱いた時から、

少しずつ、
看護の意味が理解できるようになった。

『中野さんが来てくれると、安心するよ~』
と患者さんに言われると・・

嬉しくって、
よ~し!頑張ろう!と張り切った。

気が付くと、
看護婦をしていた時間より、

《補償セミナリー》
で、働いている時間のほうが長くなった。

補償は、
公共の福祉という難しい財産権論、

建物等の調査評価は、
建物の財産を守る仕事・・

そして、そこには、
必ず生きて暮らしている人がいる。

『中野さんが話してくれると、分かりやすいわ』
そう言って頂いたとき、

嬉しくって、
よ~し!頑張ろう!と、

今も張り切っている。

究極の接客業は、
心と知恵がないと勤まらない。

さあ~57歳と一日目、
看護婦時代に培った心を耕し、

知識を増やして知恵に変え、
さてさて・・

もう一がんばりしましょうか?
但し・・

身体は・・使わず・・頭のみ・
え?だめ?

だって、57歳だよ、57歳!
わかってよう~みんな~

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