先週の水曜日、
『すいませんが娘の参観日と親子レクなので、

午前中で早退します』と、
娘に首ったけのカッコマンH君が言った。

『どんじょどんじょ』と言いながら、

ビベロYちゃんと早や打ちKちゃんの事が、
私の頭をよぎっていた。

二人はその日、中小企業家同友会主催の、
《マナー研修》に参加していた。

うちのような小企業は、
中々独自の研修は組めないから、

同友会の社員研修はとても助かっているのだが・・

（今頃・・どうしているかしら？）
（参加者の年齢さもあるだろうから・・うまく話せているかしら）

（自分の意見を言えているかしら）
（居眠りしないで講演を聞けているかしら）

何だか、
子どもを始めて小学校に上げた時のように、

（父兄参観があったら見に行きたい）
気分になっていたのだが・・・。

カッコマンH君の親子レクの話で、
ふと、昔の次女の父兄参観日の事を思い出した。

働いているお父さんやお母さんの為に、
休日を使っての参観日だった。

なんで私が行かなかったかは忘れたが、
夫が一人で参加した。

小学校1年生の参観日だったと思う。

次女は、
とても気が弱い子だった。

『手を上げて、先生に名前を呼ばれ、
立ったところで、

みんなが、
K泣くな・K泣くなって励まして・・

そしたら・・うえ～んって泣いて・・』

夫はこの話を、
事あるごとに言っているが・・。

次女は、今、
長野で小学校の教師をしている。

で・・話は、
ビベロYちゃんと早や打ちKちゃんに戻る。

あの日、
出かけついでに、かでる２７に二人を見に行こうか、

なんて真剣に考えたが、
それでは、あんまり親ばかで・・

二人にも嫌われると思い・・
行かなかったが・・・

世の親は、
機会があったら子どもの一生懸命な姿を、

見たいのではなかろうか・・
なんて一人思っていた。

そして、
二人は何事もなく帰ってきた。

やっぱり・・
心配より見たい！気分だったのかしら・・

母だわ・・ははは・・だ。