日刊せみなりーBLOG
初東京研修・・・
更新日:2012/04/17
ビベロYちゃんは、
日曜日から東京で1週間研修だ。
“補償基礎研修”・・
補償チームのビベロYちゃんは、
建築の勉強と一緒に“補償”の勉強も必須科目。
憲法第29条に基づく財産権の話から、
建築、財務、収用法・・なんだかんだ・・
様々な分野の難しい話の研修会だ。
おまけに、この研修会は、
研修施設での泊り込み・・
それも、4人から6人部屋・・
『研修はいいんですけど、
知らない人と1週間何を話したらいいんでしょうか、
年齢だって、ばらばらでしょうし・・』
ビベロYちゃんは23歳、
入社4年目に入った。
『大丈夫、57歳の私とも普通に話しているじゃない。
57歳までは話せるよ~』
ええ~っ!みたいな顔をしたビベロYちゃん・・
研修は・・少し重荷のようだった。
同じ研修会に、私も行った。
平成10年、今から14年前だ。
看護婦から方向転換、
今の仕事を始めた時、中川絃穂ディレクターから、
“補償の概念”と“歴史”を学んだ。
『昔はお上に差し出すもの・・
それが戦後、憲法で財産権が謳われ、
それと共に公共の福祉についても謳われました。』
『補償に精神補償はないけれど、
その土地で暮らしてきた方々の気持ちをよく理解し、
受け止めなければなりません。』
ディレクターの話は、感動的で“補償”に対する熱意を感じた。
その後、中々系統的に学ぶ時間が取れなかったので、
東京の“基礎研修”に行く事が決まった時は嬉しかった。
年齢も43歳、誰と同じ部屋になっても、
どうにか合わせられるし・・
確か、
北陸方面の方々と一緒になったと思う。
地域が違えば歴史も違う。
(そんなことがあるんだ~)
毎日が、楽しくて・・
新しい知識にワクワクしていた。
ビベロYちゃんはどうしているだろうか?
月曜日、早や打ちKちゃんが言った。
『ビベロYちゃんからメールが来て、
一人部屋だったそうです。』
時代は変わったんだね。
さてさて・・
ビベロYちゃんは、
どんな感想を持って帰ってくるのだろうか?
今から、楽しみだ。