日刊せみなりーBLOG
憲法記念日・・
更新日:2012/05/03
先日、
久しぶりに実家で食事をした三女が言った。
『お父さん、食器を下げないね』
三女は結婚して車で15分くらいのところに住んでいる。
『そうだね。たまに下げるけど・・』
『そういえば、Yちゃんのお父さんも下げないな~』
Yちゃんは、だんな様、
そのお父さんは私と同年輩だ。
『そうだね。
共働きじゃあないから下げないんじゃない?』
うちの三人娘はそれぞれ結婚し、
長女はパート、次女と三女は普通に働いている。
昔、時は学生運動まっさかり、
民主化運動は日本中を駆け巡り、
女性の地位向上も叫ばれたが、
結婚してみると、《玄関までの民主主義》・・
家事はほとんど女性で、
看護婦仲間の会話といえば、夫の家事比率だった。
私も、結婚20年目頃までは、
(なんで、わたしばっかり!)だったけど、
今は逆転気味・・そんな夫婦を見ている娘達だが、
親たちの家事闘争は覚えておらず、
父親は、
よく家事を手伝う理想の父になってた。
なのに・・なぜ、食器を下げないのか・・
不思議だったようだ。
いつの間にか、
子ども達は自分で食器を下げ、
それは男の子でも一緒、
9歳の孫もちゃんと食器は下げている。
共働きの夫たちは、
本当によく家事をする。
去年の暮れ、洗い物をしないで寝たら、
婿さんたちで片付けてくれ、
翌朝ビックリした。
《玄関までの民主主義》で、
疲れた妻達は、
自分の息子には、
平等に家事を教えてくれたようだ。
うちの会社の37~42歳の男性たちは、
家事派3対動かない派1・・
多分、これ以上若い人たちから、
どんどん家事派が増えるんだろうな~
カッコマンH君は、
愛妻Rちゃんがつわりで苦しんでいる時、
家事を一切行っていた。
『それを見ていたRのお父さんが、
R、優しいだんなさんでよかったな~って
涙ぐんでくれたんです。
当たり前の事をしているだけなのに・・』
そうだね、
平等の権利意識から家事は行うものでないね。
愛なのだ。
憲法記念日・・
平等の基本は愛なのだ・・と感じた次第・・。