昼休みが終了し、
コンビニのお弁当がらなど、

プラスチックゴミが満杯になっていたら、
早や打ちKちゃんがサササと片付けた。

小企業の会社の中には、
（これって誰のお仕事？）的なものが結構ある。

お客様のお茶だし、その後始末、
新聞の整理に、エトセトラ・・

とくにうちの会社には、
所謂“女の子”はいない。

それぞれが、
重要な仕事を持ち、役割を果たしている。

ただ、お客様にお茶を出すのは、
女性に頼んでいる。

どう考えても、
出される側からすれば、

女性が出してくれた方が嬉しいから・・
でも、ゴミ出しは決めていなかった。

いつの間にか、
早や打ちKちゃんがやってくれるようになった。

ありがたい。

“むつみさんはフェミニストだから”
と、昔メタボ脱出H常務に言われた事がある。

“いやいや・・そんな事はございませんよ～”
と言ったけど、女性解放運動の余波の時代に育ち、

“女性の権利”には、敏感だった。
『なんで、それが女性の仕事なの！』

『いやはや・・男性もするべきです！』
『わたしはむつみさんです！奥さんではありません！』

などなど・・
堅い事を言ってきたが・・

誰かがしなければならない仕事を、
率先して行う早や打ちKちゃんは素晴らしい。

みんなも、感謝しなさいよ～
誰かがしてくれているから、

うちの会社も、
ゴミの会社になっていないのよ～

わかっているの？
と、小言の前に、

まずは、むつみさんから・・
『早や打ちKちゃん、ありがとう！』