日刊せみなりーBLOG

値段と価値は難しい・・

更新日:2012/05/29

近頃、よく悩む事に、
(物の値段)がある・・。

現在は不思議な時代。
デフレと言われ、

100円マックも復活したり、
ビジネス街では(ワンコインランチ)は当たり前、

下手をすると、
300円台のランチセットがあったりする。

(これで、元は取れているのかしら)
なんて気になるが・・

私は、(たまに街に出たんだから、
洒落たパスタでも食べよう~)と思い、

カフェに入ると、
そこは“老若女女”で溢れている。

(どれにしようかな、
デザートは入らないから1050円のBセットにしよう)

お隣のご夫人たちは、デザート付きのCセット1250円。
その向こうのお嬢様たちは、パンも付いてDセット1350円。

ふ~ん・・

さて、会社に戻ると、
今度は値段をつける側になる。

『そんなに低額にしたら赤字になるよ~』
財務責任者のむつみさん・・

『でも、これでうちの良さを理解してもらい、
次につなげないと・・』

は、営業責任者のメタボ脱出H常務・・

『それにしても、うちの原価はほとんどが人件費だから、
低額にするっても限度があるし・・

他社のあの低さ・・どうしているのかしら?』

技術力を上げようとすれば、
研修は欠かせない。

お客様の満足度を上げようと、
技術者も足蹴よくお客様の所に通う。

時間も、ガソリン代も研修費も掛かる。
精密さを求めるから、

『チェックマンA子さん、チェックはどおう?』
『完璧です!』

で、残業にもなる。
あああああ・・・

毎日の昼食が、1250円は難しい・・
500円で美味しくて栄養価が高いものを食べたい。

でも、
500円で1250円と同じものは食べられない。

たまに、
1250円で500円と同じものはあるが・・

今日は、大好きな小樽に行くから、
少々奮発してお寿司でも食べて考えようか・・

さてさて・・
ものの値段と個人の価値判断は難しい・・

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