日刊せみなりーBLOG

見習うぞ~!・・

更新日:2012/06/19

6年前、
長女が初めてのお産をした時から、

お世話になっている助産師さんがいる。
私は勝手に、

《おっぱいの工藤さん》と呼んでいるが・・・

桶谷式という乳房マッサージをしてくれる方で、
乳腺炎の治療から、お母さんの子育て不安の解消まで、

あかちゃんとお母さんの力強い見方だ。

先日、三女も見ていただいた。
初めての出産だから、

『おっぱい、足りているのかな?』
『泣いて、離れないよ~』

などなど・・
不安がいっぱいの新米母さんの三女。

私も5人目の孫だが、
4年前の事は忘れ、一緒に不安になる。

だから、玄関に、
『こんにちは~』と現れた《おっぱいの工藤さん》を見た途端、

それだけで、
救われた気分になった。

《おっぱいの工藤さん》は、
『マッサージをして、おっぱいを出すのではなく、

おっぱいは、
子どもが吸って出てくるものですが、

その子どもが、
吸いやすく出やすくする為にマッサージをします。

中には、
お乳にトラブルを抱えるお母さんもいるので、

助けも必要です。』

私が子どもを産んだ時は、
マッサージをして出す感が強かったが、

そうなんだ~
考え方は変わっていくんだな~

『人間は猿の仲間からの発展なので、
赤ちゃんは、生まれて暫くはお母さんにしがみつくのが、

一番安心なんです。

猿の赤ちゃんは、
お母さんにしがみついているでしょ?

特に男の子は、
保護して欲しい、かまって欲しいというのが、

強いみたいですよ~
だから、

十分にかまってあげて下さい。
抱いていて上げて下さい。

赤ちゃんは、
お腹が空いておっぱいを飲み、

安心したくておっぱいを飲み、
眠りたくておっぱいを飲む、

そうやって飲ましている内に、
いっぱい出るようになるんですよ~』

マッサージをしながら話してくれる言葉に、
娘も私も安心して顔がほころんできた。

娘が言った。

『おっぱいの工藤さんを知っていて、
私たちは幸せだわ』

お客様から、
こう思われる仕事の仕方をしている《おっぱいの工藤さん》はすごい!

これぞ、
究極の仕事のあり方だ・・・。

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