先週、
小樽の能楽堂と公会堂？に行ってきた。

小樽民家再生プロジェクトで、
小樽の歴史を知ろう！と、ミニミニ勉強会を開いたのだ。

講師は石井さん、
そして場所が能楽堂に続く公会堂？

（ごめんなさい。正式名が不確か）
なんでも、

大正天皇が泊まられるために作られた建物で、
現在は市民の為に広く公開され使用されている。

まあ～立派！
天皇が泊まるのだから当たり前でしょうが、

大きな和室が3連、
天井が高くて作り物もすごい！

と目をぱちくりしていたら、
お仲間の啓成ホームの柴山社長が言った。

『ここでもお能が出来ますね。
ちょっと舞ってみましょうか？』

柴山さんは、お能を習っているそうだ。
『おう・・・・』

何を謳っているのかは分からないが、
明らかに謳いを謳い、

柴山さんはさわりを舞った。
『すご～いい！』

日本古来の文化に造詣乏しい私、
（乏しいのは日本文化だけじゃあないでしょ？）

『ねえ～ねえ～柴山さん、
能を習おうとどうして思ったんですか？』

『それはね、
下手なんだけど謳っているうちに、

自分が上手くなっていくような気がして、
凄い満足感があるの。

それと、謙虚になれる。
ほらほら、

不動産業で契約時、
契約書文章の説明とかしていると、

自分は何にも偉くないのに、
なんだか勘違いして偉そうになったりするのよ、

でも、

能の世界に入ると先生は偉大で、
ははー参りました。お教え下さい。となるの。

私、
能に限らず習い事はすべきだと思う。

謙虚になるために・・』
ふ～～～ん・・なるほどね～

因みに、
柴山さんの先生は、人間国宝だそうだ。

私は小さいときから、
習い事が嫌いでなにもしなかったが・・

だから、
『お前は謙虚さが足りない！』と夫に言われ、

『はあ～？芳に言われたくない！』
と、喧嘩になるのか～

柴山さんは、素敵な人だ。
人の機微がわかる格好いい女性。

私も、能を習ったら、
謙虚に、粘り強く、

明るく美人で、
押し出しのいい女性になれるかな？

社員から、
もうこれ以上何もしなくてもいい！から、

じっとしていてください！と、
言われそうだが・・