日刊せみなりーBLOG

母に教わったこと・・

更新日:2012/06/22

三女が、
お産扱いで帰ってきていた。

“床上げまで21日間はお母さんの出番”
だが、

『ごめん、今日も仕事、明日は朝早くから夜も遅いの、
あるものを食べといて~』

の言葉に、
泣き止まぬ長男を抱いて、娘も不安な顔・・

なので、87歳の我が母に来てもらった。
『お母さん、体調、どおお~』

と、一応、87歳を気遣いながら・・
『大丈夫、私で良かったら・・』

母は7番目のひ孫をその魔法の手で抱いた。
どんなに泣き止まぬ子でも、

幸せそうに眠る子にする魔法の手だ。
夜に家に変えると娘が言った。

『たあちゃん(母のこと)は凄いね!』
娘もゆっくり寝られたようだ。

『それでね、
たあちゃんにipadで写真を撮って見せたの、

そしたら、
もうのすごくビックリして、

「ひや~その場で見られるの?画面が動くの!
もう、私は時代についていけないわ!」って言ってた』

母の驚いた顔が目に浮かんだ。
そして、同時に、

「時代について行けない」と、
しっかりした口調で話したであろう母の若さを感じた。

時代について行こうと思っているから、
“ついていけない”という言葉が出るのだと思う。

私も負けてはいられないな~
ipadは挑戦予定だが、

その前に・・挑戦しないと・・
それは・・・【写真】

うちの会社の仕事に、【写真】は欠かせない。
というより、写真がないと商売にならないほど重要・・

で、アナログ時代・・・
『私、写真を撮ってくる!まかせて~』

だったが・・・
世はデジカメ時代に突入・・・

むつみさんは、
どうしても馴染めないのだ。

『むつみさん、アナログよりいいですよ。
確かめられるし・・』

『だって、カシャって言わないし・・のぞき穴ないし・・』
わかります?

ずーと、
写真は覗き穴で見てとったのに・・

それで、只今、
役立たずなことが一つ増えたのだ。

あー挑戦するしかないか~

まだ、
「時代についていけないわ」

が、
格好よく聞こえる歳にはほど遠いから・・・

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