日刊せみなりーBLOG

ラグビー・・

更新日:2012/08/03

健康飲料会社の社長Hさんは50歳、
若々しい2代目社長だ。

近頃、お酒を共にする機会が続いた。
その時の私との会話・・・

彼は、
『僕は学生時代ラグビーをしていました。』

ほおー・・元銀行マンだった彼は、
とてもラガーマンには見えない。

『そうですか、
ラガーマンは試合になったら、

監督の指示を待たずに、
その場の状況に合わせてそれぞれが判断して、

試合を進めなくてはいけません。
モチロン、その時にチームワークが何より大事、

何をおいても仲間が大事、よく飲みます。
ばかを言って笑う事が大切なんです』

『ふ~ん、そうなんですか?
うちにも一人ラガーマンがいますが、

全く一緒ですよ、職場の仲間作りも同じ感じだし、
今でも、高校時代のラクビー仲間を大事にします。』

『そうじゃあないと、ラグビーは出来ないんです。
気合のスポーツですから・・

でもね、
気合だけで“行け!”と言われて、

“はい!”と答えても、
やっぱり怖くて腰が引けるんです。

そんな時、
“左肩を少し前に出して突っ込め”とか、

具体的な指導が伴うと、
気合が入れられるんです。

会社でも同じだな・・と思って・・』

本当にそうだわ。
がんばって!がんばって!より、

『こうやってみたら?』
が、あるほうが上手く行く。

わが社のラガーマンM君は部下達とよく飲み、
笑い、そして、

『それはこうやってみたら?その方が早いよ』
なんて、よく言っている。

気合を入れるにも、
上手く行く方法が必要なのだ。

そのラガーマンM君も、
残業と現場疲れで近頃元気が下降気味、

頑張れだけじゃあなくて、
良い解決方法を提示するのが私の役目・・か。

ラグビーは、会社経営にも通じそうだ。

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