日刊せみなりーBLOG
通園・・・
更新日:2012/08/10
長女のお産扱いで、
愛知にいるが、
私の朝の仕事に、
保育園の送りがある。
私は運転免許がない。
だから、
公共交通か、
タクシーで連れて行く事になるが、
月曜日、
『お昼寝布団二人分や竹馬があるから、タクシーでいくわ』
愛知県豊田市にはハイヤーは走っていない。
電話で予約し社宅のアパートの前にタクシーが止まる。
大荷物を乗せて出発!
黒塗りのタクシーで保育園に行った。
タクシーは大型と決まっているらしい。
片道1540円だった。
二日目、
『団地の前からバスが出ているからバスで行きましょう。』
かくして、
バス通園が始まった。
10月で6歳になる孫と9月で4歳になる孫、
『バスを降りても、すぐ歩き出さないのよ、
バスが行ってから、むばあばと一緒に歩いて!』
なにせ、バス通りでも歩道がない。
車道の脇に白線が引かれ、
それが歩道らしい。
10mほど歩くと、
横道に入るがそこは、その歩道が50cm以下、
『前をちゃんと向いて!遊ばないの!
後ろから車が来たよ!』
(やっぱりタクシーにしようかな)
何度も思ったが、上の孫は来年から小学生。
こんな道を通学するのか・・・
『細いけど、ちゃんとした歩道がある場所を選んで、
集団登下校するの、でも心配だわ・・』
長女は言った。
本当に本州の道は狭い。
かなりの交通量でも歩道がない。
(公共事業で何を工事したのかしら)
補償の仕事は、
交通安全の意味で、
歩道を作る為の拡幅工事などの時に、
お呼びがかかる仕事だ。
(土地がなさ過ぎて、できないのかしら)
余計な事だと、
豊田市に怒られそうだが、
これだけ子供が多い市なんだから、
必要なのではないかしら?
なんて考えながらバスの窓から見ていたら、
自転車の前と後ろに子供を乗せたお母さんが走っていた。
怖い・・・
今日は、
むばあばと一緒に行くバス通園最後の日だった。
『ほら、走らない!』
『むばあば、川のお魚、今日もいるかな?』
『きっといるよ・・ほら』
保育園の裏を流れる川には鯉が泳いでいた。
ここは、
田んぼと車と子供が多い不思議な町だ。