日刊せみなりーBLOG
娘夫婦の家・・
更新日:2012/08/17
次女が長野県に家を建てた。
心配なお産で飛んでいった日、
どうにか、無事出産した後、
娘が言った。
『家がね、だいぶ出来たの、見て行ってくれる?』
娘の身体が心配で飛んでいったのだから、
私としては家どころでなかったが、
娘の嬉しそうな顔を見たら、
『うん、見せて・・』
婿殿に連れて行ってもらうことにした。
その家は、床材、壁材ともに無垢材で、
暖房は薪ストーブ一つというお洒落な家だった。
吹き抜けの上は広い空間で、
『子ども達の遊び場にするの』だそうだ。
寝室は3つ、
個室より、
家族みんなでいる空間を多く取った作りになっていた。
玄関ドアを開けると広い叩きになっており、
そのすぐ横が建具がなく居間に繋がる。
家がそのまま、一つの空間のようだ。
『冬は薪ストーブだけで全室が温まるそうよ、
結露は出来にくい、
反対に乾燥するって言っていたわ』
なるほど、
窓にも(ペアガラス10年保証)のラベルが・・・
上に上がった熱気は、
お洒落な羽が回ってかき混ぜるようになっている。
2階の窓からは、
中央アルプス?の山々が見える。
信州にピッタリの家だった。
(冬はどんな感じになるのかしら)
信州の冬は寒いが、
日中の気温が高い為か、
北海道ほど、
【高断熱、高気密】に拘らないような気がする。
夏は暑いが朝晩は涼しく、
北海道よりカラッとしている信州だから、
居間からテラスが一続きになっているのも、
気持ちがいい。
どうか、
娘夫婦が数年がかりで悩んで手に入れた家が、
幸せを築く砦になって欲しいと願って、
信州を後にした。
それにしても、
娘夫婦が家を建てる年になったのか・・・
そっちの方が、
ショックな私・・・・だった。