日刊せみなりーBLOG
暮らしの知恵?
更新日:2012/08/19
昨日の北海道新聞に、
1級建築士ヨシダオサムさんの記事が載っていた。
二重窓の間にブラインドを設置すると言うもの・・
内側にカーテンを設けた窓に比べて、
内窓温度の上昇が明らかに抑えられたという。
ヨシダオサムさんは、
デザイン性と機能性・・
そして、
遊び心も兼ね備えた設計をされる方、
風除室も玄関ホールの戸もなく、
ほとんど建具のない家なのに、
冬暖かい!事が可能なのだと、
初めて私に教えてくれた設計士だ。
今回の二重窓の間にブラインド・・
は、面白い。
ヨシダオサムさんは、
家を【暮らすところ】としっかり位置づけている。
だから、
今回のような(暮らす工夫)が発想できるのだろう。
我が家もマンション、
全て二重窓だ。
これがまた、うっとおしい・・
一軒家のペアガラス窓を羨ましいと思っていたが、
こんな工夫が出来るなら、
二重窓も悪くない・・。
近頃、暮らす工夫が忘れられているな・・
と、感じていたので、
こんな事を考え出すヨシダオサムさんを、
より好きになったが・・
何時頃からか、
暖房機、冷房機、除湿機、加湿器・・・etc.
の、機械が快適さをつくるかのような、
勘違いが始まったように思う。
極暑の愛知県で、
アパートの外階段をホースで水洗いした後、
(わ!こんなに涼しくなるんだ~)
と、打ち水効果を実感した。
夜間暑過ぎて冷房を切れないので、
『午前中だけでも、冷房をとめよう』
と頑張っている娘に、
『南のカーテンはあけないで!
窓を開けるのは、
もう少し室温が上がってから!』
と、
暑い地方の暮らし方も教わった。
それぞれの地方に合わせた暮らし方を、
本当はみんな知っているはず、
電気を使わずに、
快適に暮らす知恵は、まだまだありそうだ。