日刊せみなりーBLOG
日常生活動作…
更新日:2012/09/02
今までどうも納得いかない事に、
(主婦の仕事)を貨幣換算すると…
と言うのがあった。
PTAの集まりに出ると、
『私たち、主婦の仕事をダスキンに頼んだら…』
とか…
『クリーニング屋さんでワイシャツを頼んだら、
いくらすると思っているのかしら!』
と言う意見を耳にするたび、
(そうなんだけど…)
そうなんだけど、
何か違うと思っていた。
主婦力30%の私が、
口を出すと誤解を招きそうで、
いつも黙っていたが、
今朝、突然理解した。
(主婦の仕事、
家事は貨幣換算出来るような価値ではない!
もし、それをしたとしたら、
家族の命、生きる事全てを貨幣価値に置き換えなくてはならない!)
そりゃ〜、掃除はダスキンに頼めるし、
パンツだってクリーニングに出そうと思えば出せる。
食事は、
外食でも宅配でも何でもありだけど、
トータルした主婦の仕事を外注にするとしたら、
それは…難しい。
え?何で今更そんな事に気付いたのか?
それは【主婦力=家事力=日常生活動作】、
と、当たり前のことに気がついたから…
看護や介護の現場では、
この日常生活動作の自立が一番問題だ。
朝起きて、顔を洗い、
トイレに行って朝ごはんを作る。
食器や鍋を洗い、掃除をする。
窓を開け、次は洗濯をしながら、
簡単に昼食の準備、
昼食後、再び洗い物をしながら、
夜の準備、お客様でも来られるのなら、
朝から、準備をするかもしれない。
買い物までの間を縫って、
取れかけたワイシャツのボタンをつけよう。
なんてこともある。
夕食が終われば片付けをして、
明日の朝ご飯のためにお米を研がなきゃあ…
の繰り返しを、
日常生活動作と言い、
生きて行くために一番大切な事、
それを日々、繰り返しているのが主婦、
家族はその主婦に、
日常生活動作の大半を託している。
自分が生きていく根っこを託しているのだ。
それを、貨幣換算出来る訳がない!
と、今朝…気付いた。
でも、主婦の仕事にもう一つ、
大事なことがある。
それは、育てること、
子供が、自立して日常生活動作が出来ること、
夫にも必要、
だって、夫が先に往くとは限らないから。
で、
私は子育ても夫育てにも、
成功した。
本日は、私は美容院…
夫が、
掃除と洗い物をしてくれているはず…
これで、食事が作れたら、
夫の日常生活動作は完璧だ。