『それは、こう思うわ』
『う～ん・・優しく明るいIさんにも聞いてみます』

これは、
ビベロYちゃんと短期助っ人Tさんの会話だ。

仕事は、
正解！が、はっきりしているもの、

どっちにでも取れるもの、
根拠に寄って変わるもの・・

等がある。
『で、優しく明るいIさんの見解は？』

と見ると、
優しく明るいIさんが、建築基準法を開いていた。

ビベロYちゃんは、
一緒に覗き込んでいる。

優しく明るいIさんも、短期助っ人Tさんも、
ベテランの1級建築士だが、

今回は、
見解が少し違うようだ。

で、
建築基準法という基礎に戻って、

【根拠】を検討中。

いいですね～いいですね～
こう言う時間が大切なのだ。

こうだから、こうでしょ？
でも、こうとも考えられるから・・

この読み方はこうだし、
こういう時はこうだから・・・

この会話が、
知識欲を刺激する。

技術者として、
一人前になった気もするし、

納得した結論が導きだされた時、
満足感は大きい、

そして、
その答えを忘れる事はない。

建築士として、
ビベロYちゃんは2年目、

優しく明るいIさんは、
何十年だけど、

建築士としての、
プロ意識は同じだ。

納得するまで、
粘るビベロYちゃんもいい！

そうやって、
どんどん・・プロになる。

調べた結果が出たようだ。

この感じ、
自分は、近頃忘れていたような気がする。

よし！
誰か私に何か聞いて～

？
『むつみさん、2000円のポールを買っていいですか？』

いいや・・そういうことでなくて・・・さあ・・