日刊せみなりーBLOG

草かぶれ……

更新日:2012/09/25

うちの夫婦は、
お互いに無関心ではないが、

自分のスケジュールを忘れずにいるのが精一杯のため、
『チェックマンA子さん、

モゴモゴN社長ってどこ行ったんだっけ?』
『コンサルの東日本会議ですよ』

なんてことも多い。
だから、

先週の留萌山の木強行軍の後も、
私はこっち、夫はあっちで顔も合わさず、

金曜日の夜、
(そうだ、今日金沢から帰ってくるんだ。東京経由かな)

なんて、
私も羽田にいて急に気付いたりする。

まあいいか…
で、千歳空港から川沿アパホテル行きのバスに乗ったら、

『あら!今帰り?』
と、一緒になった。

コンサルのO事務局長も一緒、
『奇遇ですね』と横を見たら、

カッコマンH君がいた。
『あれ!?飛行機の時間が違うんじゃない?』

『試験が三時までで、
飛行機に乗れなかったんです。』

アララと楽しげに隣に座った夫を見たら、
腕に包帯、首も真っ赤に腫れている。

『どうしたの?』
『かぶれた』

『どこ歩いてきたの?』
『どこって、お前と一緒だ!』

何と!
留萌山の木強行軍の後、かぶれたらしい。

何せ、顔を合わせていなかったから…
『漆だったら、もっとひどくなっているから、汗疹か草かぶれだね。』

発疹は細かな水泡が出来ていた。
家に帰り、薬を塗った。

『水泡は潰したらダメだよ。
これは原則!』と言って先に寝たのだが…

次の日、『針で水泡は全部潰した!』と夫。
『なんで!余計ひどくなるよ!』

案の定、潰した水泡はもっと大きな水泡になり、
赤く腫れていた。

全く………だ。
流石に、水泡はもうつぶさず、

薬と包帯で対処していたが…
そして昨日、富良野の現場を終了し、

会社に戻り、
ラガーマンM君の首を見てビックリだ。

モゴモゴN社長と全く一緒のかぶれが、
首、腕、お腹とこれまた一緒の所に出来ている。

『こんなの初めて、で、水泡になったから全部潰した』
『水泡は潰したらダメだよ、原則!』

『いいんです、潰した方が薬がしみ込むんです。』
全く言うことを聞かない。

結局、
留萌山の木強行軍に参加した六人中三人がかぶれたが、

いじらず、静かに薬をつけた綺麗好きN君のみが完治、
かきむしり、水泡を潰したモゴモゴN社長と、

ラガーマンM君が悪化した。

どんな水泡も潰さないのが原則!
万が一潰れても、そっとしておくこと、

間違っても針でブチュブチュやらないこと!

少し離れて、
ビベロYちゃんが気持ち悪そうに、

二人を見ていた。

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