日刊せみなりーBLOG
羨ましいの心…
更新日:2012/10/03
先日、道新の取材の帰り、
啓成ホームの柴山社長と、
(羨む)という心の動きについて話をした。
柴山社長は、羨ましいと思うことはないと仰った。
私もないと答えたが、
…あった…羨ましいと思ったのだ。
それも…すごく…
昨日、
仕事で函館駅に降り立った。
晴天で秋とは思えないほど気温が高く、
でもカラッとしたいい天気だった。
周りを見ると、英語圏からのツアーなのか、
老夫婦の白人カップルがたくさん見受けられた。
バスターミナルでは、
その中の一人が切符を買っていたのだが、
ペラペラペラ…当たり前に英語で話している。
バスターミナルのお姉さんは…
日本語だ。
あれ?なぜ通じるのかしら?
と、見ると、
大きな外人さんの陰に、
白いセーラー服を着た女子高生がいた。
胸にカードを下げている。
ボランティアの通訳らしい。
その英語が…ペラペラペラ…ペラペラペラ
外人かしらと思うほど、
綺麗な発音…
その可愛い女子高生は、
外人さんを案内して元町の方へ歩いて行った。
あ・いいな~
あんなに英語を話せたら、
どんなにいいだろう…
羨ましくて、しばらく見ていた。
が、その時、
私が、柴山さんに言った言葉を思い出した。
『柴山さん、私、思うんだけど、
人の事を羨ましいと思う時って、
自分で目標を持って、
向かっていない事の時だと思うの。』
その通り!
まさに函館駅前の私のようだ。
そんなに羨ましいなら、
英語を習えばいい!
そうしたら、
その女学生は羨ましい対象から、
目標に変わる。
やれやれ、羨ましい心を自分で、
証明したようだ。
因みに 、
腕を組んで歩く白人の老夫婦の皆さんを、
羨ましいとは思わなかった。
ただ、
私達もいつかこうやって歩きたいと思った。
目標だ。
それにしても、
物怖じせず、綺麗な英語をペラペラペラと話す、
白いセーラー服の女子高生は、
格好良かったな〜