朝会で・・・・
『寒くなって、いつからストーブをつけようか、

迷う日々です。
どなたか、ストーブをつけたら教えて下さい』

と、ビベロYちゃんが言った。
ホンとだ・・・。

珍しく残暑が厳しい9月だったから、
感覚的におかしくなり、

タンスには、
半袖が未だに鎮座している。

でも、
確実に寒くなり、

（はて・・今日はどんな格好をすべきか？）
迷う毎朝なのだが・・・

私の心の奥底に、
寒さへの恐怖が顔をもたげ始めた。

朝会終了後の打合わせで、
明日の早朝からの現場が埋まらない。

『その現場、じゃあ私、行くよ！
午後から誰か交代して！19時までに戻りたいから・・』

と、元気良く名乗りを上げたが・・
心の中で、

（もう寒いな～でも・・まだ、冬作業服は変だし・・）
いやだいやだ・・の声がする。

変則的に動くから、
私はJRを使う・・・。

だから、冬の格好ではカッコ悪いし・・
でも・・寒いのはもっと嫌だし・・・

（昼でバトンタッチだったら、
まだ・・暖かいかな・・）

『ねえ～何時にバトンタッチできそう？』
『午後3時過ぎには行けそうです！』

ホンワカH君が明るく言った。
『了解～』と・・私も明るく答えたが・・

朝、七時半から・・お外の仕事・・
3時か～寒いな～

いやだいやだ・・の声がする。

あつきゃ暑いで、
現場は辛い・・が、

さむきゃあ寒いで、
現場は辛い・・・・

そんな顔をすると、
士気が下がると自分を奮い立たせようとするが、

心の声は止まらない。
いかん！いかん！腰がひけてるぞ！

と、
自分を叱咤激励していたら、

ラガーマンM君から電話が入った。
『現場が明後日に延期になりました。

むつみさん、行けますか？』
『あら～明後日は動かせない予定を入れてしまったわ』

まるで私の心を見透かしたように、
現場は延期になった。

とは言うものの、
12日からは確実に現場が入る。

さあ～
いやだいやだは・・通用しない。

よし！気合を入れて、
今週から寒い現場突入だ！