昔から、
夫に対し、『私はこんなに疲れているのよ！

見てわからないの？察してよ！』と噛み付いたり、
『愛があるなら、言葉や態度で示してよ！』

と、
平気で矛盾することを望んできたが、

近頃、
再び、矛盾している自分を反省している。

社員に対し、
『仕事が手一杯なら、言ってくれないとわからないのよ』

と言ってみたり、
『言わなくても、私の真意は伝わっているはず』

と、思ったり…
どうしてこんなに勝手なのかしら?私…

と深いため息を付きながら、
反省していたら、

本日、全く別の会合で、
『中野さん、少し言葉が足りないですよ』

と、指摘され、
『それ、この間も言われました。』

と、言葉不足を再確認した。
『人は、どうして中野さんはこういう人選をしたのだろうか、

とか、どう言う積りで、あー言ったのかしら？

とか、考えるものです。
チョッと言葉を足すだけで、

余計な事で悩まなくても良くなるから…』

なるほど、そうだ。
自分では自分のことを、気遣いで話す人間と思っていたが、

自分で気づかない事は、
察することが出来ないから、

思いのほか、
言葉が少なくなっているようだ。

こんなにあちこちで、
話す機会を与えられ、一時間でも二時間でも話すのに、

日常会話が言葉足らずとは、
あー矛盾…

歳を重ねる程に、
鈍感力が増し、その分、言葉が足りなくなってきているのか？

そう言えば昔、夫に言った事がある。
『思いがあるなら、自然に言葉や行動になるはずよ！』

夫は、
『何も言わないから、何も問題ないと思っていた。』

今の私は、昔の夫状態か、
これはいかん！ともっと反省した。

私も、言葉を足して、
伝わるように話さないと…

そして、
言葉を発していない仲間達が、社員達が、

何を思っているのか、
聞き出す力も必要だ。

伝える力の次は聞く力か、
やっぱり行ってみようかな、

ゆかりさんの質問塾…