本日は、
ハッピートーク流プレゼンの勉強会だった。

うんうん、そうそう、
と、先生のゆかりさんと、

28歳の素敵な女性と勉強した。
最後に、『何か、質問はありますか』

と、ゆかり先生が言った。

『あの〜私が話す時、
上を見て話す癖があると言われたんですが、

どうしたらいいでしょうか』
と聞いて見た。

近頃、
なんだかんだと話をさせていただく機会が増えたが、

どうも私は言葉を探す時、
選ぶ時に上を見ているらしい。

通りで、
セミナーの写真は上を見ている事が多い。

ゆかり先生は言った。
『中野さん、それは上を見ないではなく、

考える時は、あそこを見ようとか、
自分で見る場所を決めるんです。

何々しないで置こうと思うと、
そこに意識がいって見るんです。

考える時は柱を見ようとか決めましょう。』
なるほど…

何でも、意識なんですね。
そう言えば、

以前伺った小樽の旧家に一人住む老婦人は、
毎日、急な階段を何回も昇り降りすると仰っていたが、

その階段は、
私でも落ちそうな階段で、

足も悪そうな老婦人が、
怪我なく使えることが不思議だった。

『あのね、毎回数えて昇り降りするの、
この階段は17段あるのよ、

イチ、ニイ、サン、って数えるのよ。』

凄い、凄いと思った。
転ぶのは、気を抜いた時だ。

だから、
老婦人は、イチ、ニイ、サン…

と、意識して降りるのだ。
それにひきかえこの私、

小平の山の中でも、
ふと、無意識行動で落ちた。

わかっているのに、
知内でも転んだ。

意識、意識だ。

考えて話す時は、前の壁を見よう、
歩く時は、一歩ずつちゃんと歩く！

よし！
意識だ、意識！

気概だけは、いつもある、
無意識行動の多い自分を、

意識した勉強会だった。