日刊せみなりーBLOG
嬉しかったこと…
更新日:2012/12/12
先週の土曜日から火曜日までの、
別海中標津の現場旅は、
色んな事があった旅だったけど、
最終日の昨日は、とても嬉しいことがあった。
それは、月曜日のこと、
現場の打ち合わせをするため、
お役所の出張所に行っていたラガーマンM君は、
『モゴモゴN社長、出張所の所長さんはYさんでした。
凄い歓迎をしてくれて、
明日はモゴモゴN社長を連れて、
顔を出してくれと言われました。』
嬉しそうに報告をした。
Yさんとは、
昔、まだラガーマンM君が入社したての時、
一緒に仕事をしたお役所の責任担当者だった方だ。
15年も昔のことになる。
『それは顔を出さないとダメだな。』
火曜日、ラガーマンM君、モゴモゴN社長、
そして、
綺麗好きN君と私のハイエース組は、
出張所に寄った。
『ちょっと挨拶をしてくる』と言って、
車を降りたモゴモゴN社長とラガーマンM君は、
すぐに、Yさんと一緒に車に戻ってきた。
『Yさんと昼食を食べることになりました。』
Yさんは、私のことは覚えておられないようだったが、
『嬉しいね、セミナリーさんに会えて』
本当に嬉しそうだった。
そして、
『いいかい、ラガーマンM君の昼飯は俺がおごる。
モゴモゴN社長は、社員さんの昼飯をおごるんだよ』
なんと!ラガーマンM君にY所長が奢ってくれる!
スパゲティーを食べながら、
『あの時は、大変だったな~』
15年前の仕事の話になった。
補償は公共事業で必要な土地に関わる仕事だが、
その15年前の仕事とは、
ダムに関わるものだった。
『お互い寝ないで仕事をしたな、
ラガーマンM君の一番良かったところは、
とにかく、一生懸命なところ、
入りたてだから、補償は何にもわからないけど、
本当に一生懸命だった。
セミナリーの仕事は安心できたし、
頼りだった。
あの時の、お礼をさせてくれ、
15年ぶりのお礼、スパゲティーだけど』
思い出す。大きな大きな仕事だった。
Yさんたちが交渉に行く時、
自信を持って話せる報告書を作る為、
最高の現場仕事をし、間違いのない図面と積算を行い、
法令に則った報告書にする。
みんな、頑張ったけど、疲れてくるし、
その頃のラガーマンM君は新米だから、
要領を得ず、やり直しも出て、
社内がギスギスした感じにもなった。
お役所の仕事は、工事のようにはい!終了!
の、感じがなく、いつの間にか終わり、、、。
打ち上げみたいなのも少しはしたが、
いつの間にか忘れていた。
『誰でも彼でも覚えているわけじゃない、
ラガーマンM君だから、お礼をしたいんだよ』
Yさんの言葉が嬉しかった。
『15年たって、思わぬ時に、褒められて…良かったね。』
15年の歳月が、ラガーマンM君を大きくした。
『補償の事で分からないことがあったら、
何でもセミナリーに聞きな、
って職員の方々に言ってくださって、』
ラガーマンM君が嬉しそうに言った。
一生懸命頑張ったから、
覚えていて貰い、感謝もして頂いた。
これが、仕事のあり方だね。
Yさんと、笑顔で別れ気持ちが弾んだ。
会社の宝物がまた、増えた。