日刊せみなりーBLOG

クリスマスツリー…

更新日:2012/12/15

建物など調査評価チームのお客様Yさんは、
アパートオーナーだ。

鉄筋コンクリート4階建て築30年のアパートは、
素敵にリフォームされお客様は満杯である。

Yさんは40代後半の女性だが、
アパート経営には強いこだわりがあり、

そのアパートの共用部分の掃除は必ず、
自分で行っている。

そのYさんのこだわりや人生観に私も共鳴し、
私たちは、検査業者とお客様の枠を越え、

友人になった。

そんな彼女のFacebookを覗いたら、
こんなことが書いてあった。

『もうすぐ、クリスマスです。
うちのアパートには玄関が三つあります。

入居者には小さなお子さんがいるご家庭が多いので、
その三つの玄関にクリスマスツリーを飾りました。』

なんと素敵だろうか、
検査には私も一緒に伺ったので、

アパートは知っている。
三つの玄関は綺麗に清掃されていた。

キラキラと輝くクリスマスツリーが、
目に見えそうだった。

Facebookは子供達が喜んでくれたと、
結ばれていたが、

それはそれは、そうだろう。
クリスマスツリーのワクワク感は、

理屈じゃあないもの、
私は子供の頃から、

アメリカのテレビ番組で、
家族がみんなでツリーを飾る場面に憧れていた。

大きなツリーの下にはプレゼントが置かれ、
みんなでワイワイ、プレゼントしやっこが行われる。

ツリーのてっぺんに輝く星を飾るのは、
パパの役目のようだ。

(絶対、こんなクリスマスをいつかするぞ〜)
憧れは、20年前に叶ったが、

子供達は直ぐに巣立ち、
いつの間にかツリーは出されなくなり、

そして、初孫誕生で復活した。

その20年使ったクリスマスツリーは、
昨年役目を終え、

今年は新しいツリーがお目見えした。
でも、飾るのは、

本州にいる娘や孫が帰ってきてからである。
残念ながら、娘たちが帰ってくる日は、

出張である。
一緒に飾れないのは寂しいけれど、

出張から帰ると、
クリスマスツリーと孫たち、娘たちに出迎えられる場面を想像して、

ワクワクしている。

クリスマスツリーは、
幾つになっても心が踊る不思議な木である。

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