日刊せみなりーBLOG

女性と仕事と………

更新日:2013/01/06

『お母さん、久しぶりに仕事の夢を見たわ』
今朝、次女が言った。

次女は只今育児休暇中、
長野県で小学校の教員をしている。

『きっと、高校の同級生と会って、仕事の話をしたからだね』

次女の高校時代の友達は、
様々な仕事についているらしい。

『Hちゃんは幼稚園の先生だけど、びっくりする位お給料がやすいの!』
『Aちゃんはテレビ局のディレクターだから、子供つくる時期が悩みなんだって』

『Rは樽商の大学院を卒業してから、子供は考えるって』
『Bは看護師をやめて、お店を始めたいと言っていたわ』

なるほど、みんな、それぞれの人生だ。

仕事も多彩、結婚も子育ても、
年齢は余り考慮していない。

男性並みに仕事で認められ様とすると、
結婚、子育てに踏み切るのが難しい。

私は考えなしの行動派だったから、
さっさと結婚し、

どんどん娘を産んだけど、
30過ぎから焦り出した。

独身の看護婦仲間は、
仕事をザクザクして進むのに、

自分は、
子育てをしながらの仕事だから、

満足が行かなかった。
結果、無理をして身体を壊し看護婦を辞めた。

そして、今、こうしている。

会社の経営は悩みばかりだけど、
前に進むしかない。

寝ても覚めても、
会社のことが頭から離れない。

でも、お陰様でお正月休みは、
その三人の娘達が、夫と子供達を連れて来て、

15名が大騒ぎ、
仕事を忘れる時間が出来た。

看護婦を辞めた時は、
自分が今後どう生きるのか、考えもつかなかったが、

いつも、一生懸命だった。
今は、なぜ、30歳であんなに焦ったのだろうかと思うが、

若い女性たちが仕事と結婚、
子供を生むことに悩む気持ちも分かる。

でもね、
人生は自分の思うようにはならないもの、

あんなに大変だった子育てのお陰で、
今は、家族が多い幸せがある。

看護婦をやめたから、
思いも寄らない悩みと戦い、

思いも寄らない人々と知り合った。

悪くない人生だ。
明日からはまた、仕事が始まる。

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