日刊せみなりーBLOG

通勤…

更新日:2013/01/10

うちの会社は札幌市南区にある。
面積は札幌一広いけど、

人口は一番少ない山がほとんどの区で、
会社も藻岩山の南側を眺めて位置する住宅街にある。

35年前、
父は52歳で北海道職員を早期退職し、

一年後自宅の三階で会社を始めた。
『お客さんはお役所だから、街中に会社がある必要はない。』

なので、社屋を作る時も、
実家の横に作った。

会社が実家にある時は家業だったが、
社屋ができ、社員が増えるに連れて、

事業になって行った。
社員は毎日、『おはようございます~』

と通勤してくる。
『どこから通ってくるの?』

チェックマンA子さんは、
当初は東札幌という比較的通いやすい所に住んでいたが、

石狩に家を買い、
『大丈夫?通える?』『大丈夫です』

冬は時には二時間かけて通勤する。
綺麗好きN君は、北区の北外れから、

ホンワカH君は西区の西外れから通勤だ。
『早や打ちKちゃん、実家から通うの?』

『はい、そうします。』
早や打ちKちゃんは新札幌と言う札幌の東外れから、

公共交通機関で通ってくる。
『朝、何時に出るの?』『7時です。』

ラガーマンM君は中央区の外れから、
メタボ脱出H常務は清田区の外れから、

通勤する。
なので、会社の前は車だらけだけど、

『街中に会社があったら、駐車場は自分持ちだね』
ならば、このままがいいか。

因みに、
カッコマンH君と文章マシーンA子さんは、

地元に住んでいる。

『おはようございます』
毎日、何事もないように通勤してくるのは、

本当は凄いことなのかも知れない。

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