日刊せみなりーBLOG
冬の室温…
更新日:2013/01/20
我が家は床暖房だ。
数年前、リフォームをした。
足元が暖かいと、冷え性の私は幸せ!
だが、
ストーブぼんぼん背中炙りで育った夫は不満気味。
『おい、何だか寒くないか?』
『そんな格好でいるからでしょ』
なんて喧嘩はしょちゅうだ。
寒い暑いは主観だから、
どんな暖房機具がいいかも人それぞれ、
誰が正しいなんてない。
そして、その主観は育った環境で決まると近頃思う。
岡山出身の母は、
『冬に室内が暑いと具合が悪くなる』そうで、
寒い家なのに、
なぜか暖房の設定温度は低めで、
物凄く着込んでいる。
室温は冷た目が気持ちいいらしい。
そんな母からすると、
石炭ストーブをバンバン炊いて、
寝巻き姿で、
背中炙りをする北海道の風習はどうしても馴染めず、
怠け者に写ったらしく、
北海道の悪しき風習として眉をひそめるのだ。
『俺も背中炙りがいい』
夫は叶わぬ夢を語りながら、
床暖房の設定温度をピコピコ上げる。
(熱すぎると思ったら、こんなに上げて!)
そう、床暖房は熱いと感じる。
あ・我が家の床暖房はガス、
電気とは多分感じ方が違うはずだ。
で、ピコピコ下げる。
暑い寒いは主観と分かっていても、
腹が立つから不思議…
お正月、帰省してきた長女と次女が言っていた。
『うちは暖かくていいな』
愛知県で古い社宅住まいの長女はいざ知らず、
長野県に新築したばかりの次女まで言う。
『こんなに暖かくはしないよ。マキが持ったいないし、
本州の人は冬は家の中が寒いのに慣れているから。』
次女の家はマキストーブ、
きっと、もっと暖かく!という嫁さんに、
婿さんはイライラしているだろう。
婿さんは、大阪と岐阜で育った根っからの、
『冬の室内は寒いのだ』派だから。
本日は夫婦で風邪引き寝込み気味、
なので、床暖房は少し上げた。
もうすぐ20歳になる我が家の猫が、
気持ち良さそうに床に寝ている。
節電の折だけど、
冬の室内はほどほど暖かいのが幸せだ。