日刊せみなりーBLOG
窓の景色から思う事…
更新日:2013/01/27
我が家はマンション、
川沿のチョッピリ高台、斜面に建っているので、
一階なのに、
窓からの景色は、屋根、屋根、屋根だ。
でもって、
本日は風が強い“地吹雪”状態、
それらのフラット屋根の雪はひゅうひゅう飛んで、
(どこに吹き溜まるのかしら)と心配になる。
昔はどの家も建物も、
屋根の雪は落ちるように設計されていた。
でも、敷地が狭く、
雪が落ちる場所がないということから始まったフラット屋根、
『あの屋根の雪は少しずつ溶けてダクトから落ちるんだよね』
実家のスノーダクトはそうだったから、
子ども心に良いものだ!と思っていたが、
実際は溶けるスピードより積もるスピードの方が早く、
雪下ろしが必要になる。
風で飛ぶが原則のフラット屋根もしかりだ。
そして、風で飛ぶが原則は、
思わぬものをおいて行く。
数年前の大吹雪、
会社のスキー旅行から帰ってきたら、
会社の前の道路も駐車場も、
私の背丈ほどの雪で覆われていた。
『どうなっちゃったの?』
『マンションの屋根の雪だな』
何のこと?
うちの会社は、前に4階建てのマンション、
後ろに10階建てのマンションがある。
その屋根の雪が、
会社の道路も駐車場も埋め尽くしたらしい。
マンションだけでない。
会社の屋根もフラット、隣の実家もスノーダクト屋根、
周りの家々の屋根の雪が、
風で吹き溜まって会社を埋めた。
あの時は絶望的に見えた景色だったけど、
力強い仲間たちが、
団結力と体力で膨大な雪を片付けた。
よく考えたら、
風で飛んだ雪は必ず何処かに行くんだよね。
一軒だけがフラット屋根なら、
平均的に飛ばされて、楽勝!だけど、
みんなフラット屋根だったら、
屋根の雪に道路が埋まる?
本日の我が家のマンションから見る屋根の景色は、
まるで地吹雪だ。
あ・数年前にはなかったヤマダ電機が、
会社の隣に増えたのだった!
(大丈夫かな?)
自分では決してしない雪かきだけど、
雪に埋まる会社を想像して青くなる。
夫に言おう…見てきてよ。
あくまでも、
雪かきは男の仕事!の不平等女性の心配事だ。