日刊せみなりーBLOG

熊本の…

更新日:2013/02/22

昨日の午後二時頃熊本に着いた。
千歳を出発する時には、大雪になり、

飛行機の雪下ろしで、
出発は一時間ほど遅れたが、

無事、飛び立てた。
一人だったら不安や苛立ちが起こっただろうが、

相棒は泰伸データウエアの小林社長だから、
なんだかんだ、あーだこーだと話が弾み、

頭上で聞こえる、
ガサガサという飛行機の雪下ろしなるものの音も気にならなかった。

無事飛び立った飛行機は東京で乗り換え、
羽田から熊本へ、

思ったとおり、暖かい熊本で気分は春!
梅も咲いていた。

夕方までは、
志を理念に表し実践されている社長さんを訪ね、

私は心高鳴り熊本に入った。
『夕食はどこにする?馬刺しが有名なんだって』

まずは、
繁華街のアーケード付近をうろつく事にした。

『わ!素敵な帽子屋さん!』
アーケードを縦軸に小径が何本も横に伸びている。

小径はぐにゅぐにゅ曲がっているが、
そこには素敵な佇まいのお店が幾つも並ぶ。

その中にひときわ目を引く帽子屋さんがあった。
『熊本って凄いね、お店がみんな洗練されているわ』

私たち二人は、
お上りさんのごとくキョロキョロし、

『このお店にしましょうよ。』
一軒の料理屋さんに入った。

四畳半ほどの個室に通され、
『どのコースにする?馬刺しは別注文だね。』

『足りなかったら、一品料理を追加するとして、
この3990円のコースにしましょうよ』

ワクワクドキドキ、料理を待った。
もちろん、超おしゃべりをしながら。

結論から言おう。
その10品と馬刺しは、値段からは考えられない程の満足感だった。

お酒は私が二合、熊本のお酒、辛口と甘口、
小林さんが甘口一合、

二人で、馬刺し2880円。

割り勘で、一人6230円だった。
私がお酒分、得をしたが…

それを高いと思うか、安いと思うか、
居酒屋料理とは全く違う一級品だった。

『何だか、心が温かくなるほど美味しかったわ』
素直な感想だった。

帰り際、
偶然見かけた料理長は若干32歳、

おごりもたかぶりも微塵も感じさせない、
穏やかな優しそうな青年だった。

店主と思しき男性も若い仲居さんも、
一生懸命料理長を盛り立てようとしているようだった。

美味しくて、
働いている方達も気持ちの良いお店、

お城の近くの路地にある、【雫】
熊本にいらした時は是非どうぞ!

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