若い頃は、
縁・運命・気など、

目に見えないものは信じていなかった。

でも、よく考えてみると、
私は、感で生きてきた・・ようだ。

結婚も即決だった。
いえいえ、申し込まれて即決したのではない。

遠くから、夫を見て、
（私、あの人と結婚する！）

と、勝手に思い、
（その時はまだ一度も話したことがなかった）

どこかでチャンスがないかと、
思っていた。

そうしたら、
ある日、彼は私の前に現れた。

ここからは、努力だ。
何気に話しかけ、親しくなる。

私の中での、
（夫になる条件）を満たしているかも探る。

１、テントを張れる。
２、子どもが好き。

よし！OK!
後は押したり引いたり、二度押ししたり。

そして、初デートから2ヵ月後、
双方の両親に会っていた。

私の中では、
とても長い2ヶ月だった。

これは、
縁だったのだと近頃わかった。

感と縁は結婚だけではない。
仲間作りも感と縁、

ほぼ、外れない。

初めてお会いした方でも、
縁がなければ、努力しても次に繋がらない。

社員もそうだ。
『うちに来ない？』

いくらそう思っても、
縁がないと『チョッと前に就職先が決まりました』

となる。
相手が、『やとってください！』

と言ってきた時『ごめん、今、欠員がないの』
なんてこともある。

これは、
みんな縁がなかったのだと思っている。

只今、
超遅れて新人募集を始めた。

縁がある子はいるだろうか？

『この時期にいい子が残っていますか？』
『カッコマンH君はこの時期に入ったのよ』

縁が強ければ、必ずいる。
後はお互いの努力で実を結ぶのだ。

縁を生かすも殺すも努力次第！

35年前、
縁と感と努力で夫婦になった私たち、

今は、縁と感と努力で、
会社と言う同志つくりに励んでいる。