日刊せみなりーBLOG

心配性・・・・

更新日:2013/04/25

スノーマンK君は、
当社で仕事をし始めてかれこれ18年くらいたつ。

途中抜けたが、
数年前から再びお助けマンをしてくれている。

スノーマンに見える彼は、
大きな身体に優しい心、

人を傷つける言動は絶対しない。
そんな彼は車好き、

ボーンボーンと走る車に乗っている。
『すみません、

前から言っていましたように、
バイクの免許を取りに行くので、

時々抜けます』
今週初めに彼は言った。

『バイクは危ないから気をつけてね』
『はい~』

バイクの何がいいのか分からないが、
『乗っている時のブーンという振動が、

原付とは全く違う!』そうだ。
ふ~ん・・・・

私は学生時代、
一度だけバイクの後ろに乗せてもらったことがある。

その頃私は、
室蘭市立看護学校に通っていたが、

サークルは室工大生と一緒だった。
そのサークルの後輩が、

『バイクの後ろだけど、送るよ』
と言ってくれたのだ。

なにせ、
室工大は水元町という室蘭の外れにあり、

バイクでもなんでも、
送って頂けるなら・・

と、
『ありがとう!!!』だった。

ヘルメットを被り、
『俺にしっかり摑まって!』

の言葉通り、
後輩に摑まったが・・・・

それはすぐに、
しがみ付くに変わった。

世の中にあんな恐怖があるだろうか、
曲がるたびに身体は傾き、

スピードで、
後輩から引き剥がされそうになり、

室蘭市内のアパートに着いた時は、
ヨレヨレだった。

私には、車を持っているのに、
バイクに乗る人の気持ちが分からない。

『スノーマンK君、
くれぐれも気をつけてね。』

夏の心配事が一つ増えたようだ。

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