日刊せみなりーBLOG
地鎮祭…………
更新日:2013/05/11
今日は、地鎮祭に参加した。
娘夫婦が家を建てるのだ。
はて、正装かしら?
朝から落ち着かない。
私は、多分、
地鎮祭の参加は初めてだ。
家はマンション、
社屋を建てたときは…………
社員では無かったから、
遠くで見ていたような…………
なので、
参加してびっくりした。
土地の北側に作られた祭壇の上には、
ちゃんと、細長い神社があった。
いよいよ、
神主さんが祝詞をあげる。
うん、上手!
祖父が神主、父も祝詞をあげられた関係で、
祝詞には結構うるさい方だ。
中には、笑ってはいけない席なのに、
おおおおおお……………
ぐっとこらえて………の場合もあるが、
今日の神主さんの祝詞は、
非常に正統派で、神聖な気持ちになった。
いよいよ、
祭壇の神社の戸が開けられる。
『うううううううううううううううおおおおおおお』
神主さんが、唸った。
これぞ、神様!
中から、鏡が現れる。
そっか〜こうなっているのか〜
知っているようで知らない。
確かに、実家の神棚にも鏡が入っているが、
地鎮祭の神様にも、鏡が入っているのね。
何と無く、
神様が本当に地を鎮めてくれて入りような気になった。
鍬入れが、娘夫婦の『えい!えい!えい! 』
鋤き入れが、現場監督の『えい!えい!えい!』
で、行われた。
(幸せな家庭を築いてね)
心から願った。
家を作ることは、
家族が幸せに暮らす砦を築く事なんだと、
娘たち夫婦の家つくりで、
改めて感じた。
お参りも終わり、
神主さんの、『ううううおおお』で、
再び、神社の戸が閉められ、
無事、地鎮祭は終了した。
この地鎮祭には、
亡くなった私の父や義父母の写真と、
娘を本当の孫のように可愛がってくれた、
叔母夫婦の写真も持って行った。
きっと、
微笑んで見守ってくれただろう。
日本の式たりは、
いいもんだ。