今日は母の日、
母の好きなお花を買って届けてきた。

母はアレジメントフラワーが大好きで、
【花辞典】でいつも花の名前を調べている88歳。

だから、
カーネーションではなく、サンダーなんとかとか、

余り一般的ではない花にした。
『まあ、素敵な花、この花は何かしら、

初めてだわ、後で調べましょ』
学習思考が強い女性だ。

さて、私はと言うと、
嬉しいことに三人の娘からプレゼントが届いた。

今年は、2対1でワインが多い。
昨年までは、日本酒が優勢で、

3本日本酒の事もあったが、
今年はワインが優勢だ。

母の日に、
アルコール類が届く母親というのもなんだけど、

一番私が喜ぶので、
娘たちは一応に【日本酒orワイン】となるらしい。

まあ、
母としては何を貰っても嬉しいのだけれど…

花屋さんには、
花キューピット用のアレンジフラワーが、

幾つも用意されていた。
何気に目がいくと、送り主は群馬県の息子のようだ。

札幌のお母さんに送るのかな。
地下鉄真駒内駅の花屋さんの前では、

高校生らしき男の子が、
とても悩みながら、

カーネーションの小さな花束を買っていた。
貰ったお母さんの顔が目に浮かびそうだ。

照れながら、渡すんだろうな~

息子から母へ、
感謝の気持ちと愛を込めて…

想像しただけで、顔がほころぶ。

娘からメールがきた。
『私たち三人はお酒を見ては、お母さんを思い出しています。』

花好きの母から生まれた私は、
酒好きの母になった。

娘たちは、
どんな母になるのだろうか？

大人になった娘や息子から、
母の日にプレゼントを貰える喜びは、

母親の幸せな特権だ。