日刊せみなりーBLOG
人見知り
更新日:2013/05/18
苦手意識の克服は、
中々大変だ。
『何回やっても、
偉い方の前でご挨拶をするのが苦手だわ。』
お役所との契約が終わると、
色々な方々にご挨拶に上がるが、
これがまた、
どうしても慣れない。
穏やかO顧問が、
(そうは見えませんが)的な顔をしたが、
事実だ。
でも、ダメダメ、逃げちゃダメと自らを奮い立たせるが、
お相手がニッコリ笑いながら、
『ラガーマンMさんにはお世話になりました。』
なんて言われた途端、
緊張が溶けて、こちらの笑顔も本物になる。
『ラガーマンMも、もっと力をつけましたから、
何なりとご相談下さい!』
社員の売り込みも、スラスラ出てくる。
つくづく、どんな人間関係も双方向なのだと思う。
人見知りが激しいのは、
子どもの頃からだったが、
看護婦の時だけは違った。
白衣の威力は素晴らしく、
白衣を着た途端、
人見知りは消えた。
でも、脱ぐとただのむつみさんに戻るので、
PTAの集まりは苦手だった。
仕事ばかりで、滅多に顔を出さない私は、
すでに仲が良さそうな集団の中で、
黙りがちだった。
(嫌だな〜親だけでカレーを作るの?)
ついつい、
不参加に丸をつけたくなるが、
ある時、勇気を持って参加した。
(わ!私は何をすればいいのだ?!)
その時、一人のお母さんが、
『一緒にお芋の皮をむこう〜』と話しかけてくれた。
私は心が軽くなり、
その集団に即座に溶け込む事が出来た。
これ以来、私はPTAにはまったが、
初めてのお母さんには必ず声をかけるようになった。
でもね〜
仕事で偉い方に声をかけるのは難しい。
じゃあ、懇親会なら平気かと言えば、
もっと、無理!
いやはや、
苦手意識の克服は、一生の課題のようだ。