日刊せみなりーBLOG
時代の進化?
更新日:2013/06/23
うちの会社の成果品は紙である。
仕事を受注し、打ち合わせ、調査、図面作成積算、
理論構築、そして報告書作成をするが、
それらは紙で納品する。
データも添付するが、
紙のファイリングが正式だ。
ファイルに見出しもつけるが、
昔は和文タイプライターを使っていた。
がちゃんがちゃん………
不器用な私は中々上手くいかない。
そのうち、
モゴモゴN社長が様々なものを機械化した。
テプラの前身は何と言ったかしら、
すぐにテプラが登場し、
『あら、便利ね!』
テプラに印刷し、見出しに貼った。
そのうち、
ファイルに閉じ見出しをつけるという製本という仕事は、
若いスタッフに移り、
私は見出し作りから遠ざかっていたが、
気がつくと、
見出しには直接印刷ができるようになっていた。
昔、
がちゃんがちゃんと打っていた見出しは、
コピー機の手差しに入れると、
スーと入って、数字や字が綺麗に印刷され、
スーと出てくる。
びっくりだ。
もう一つ、
モゴモゴN社長が機械化したものがある。
こちらは、一度変えただけで、
ずーと使っている。
それは紙おり機、
A3の図面をつける製本は、
業務によっては、
何百枚もの図面コピーを折ってつけるのだが、
昔は手で折っていたのを、
機械化したのだ。
ラガーマンM君が言った。
『むつみさん、この折り機が壊れたら、
どんなに高くても買ってください。』
もし、この機械がなければ、
膨大な人力がいるからだ。
そして、テプラと違い値段が下がらない。
うん十万もする。
『わかっているわ、』
紙を折るなんて事に機械を買おうという人は、
少ないらし。
でも、
十年以上使っているから、
メンテナンス料金を考えても、
パートさんをお願いするより安い。
会社が出来てもうすぐ満35年、
手書き図面に穴を開け、
和文タイプで見出しを付けていた時代から、
仕事の仕方は大きく変わった。