日刊せみなりーBLOG

美味しい現場…

更新日:2013/06/29

私は、
雲丹の何が美味しいのかわからないが、

うちの会社には雲丹好きが多い。
余市の現場の最終日、

『頑張って調査を終わらせて、
今日のお昼は小樽で食べない?

美味しいスープカレー屋さんが出来たの』
と誘ったら、

『俺、ウニ丼が食いたい。せっかく余市に居るのに』
とラガーマンM君が言った。

それもそうだ。
『そうだ!一度行ってみたかったお店があるの!』

『よし!そうしましょう!みんな、頑張ろう!』
で、二時前、私たちは余市町の繁華街に向かった。

『むつみさん、どのへんですか?』
『道なりに行ったら、繁華街に出て市場の上にあるの』

私は運転が出来ないから、
いつも乗っけてもらうばかり。

これは、道がわからないのと一緒だ。
『むつみさん、まっすぐに行ったら何もありませんよ』

『おかしいな』『戻って、角を曲がりますよ』
『うん』『まだですか?』『絶対あるはず』

不安を乗せて二台の車は行ったり来たり。

『あれ!あのオレンジの建物じゃあないですか?』
『そうだ!あれだわ!』

『すんげえ並んでいる!駐車場がない!』
『道の駅に止めて歩こう。モゴモゴN社長が文句を言いそうだけど。』

案の定、『これだけ歩いて、美味しいんだろうな?』
モゴモゴN社長は予想どうりの反応だった。

『わからないけど、とにかく有名なの』

市場の上にあるその店は、
平日の昼過ぎなのに満員だ。

『俺、ウニ丼』とウニ丼組みは4人、
『幾らしたの?』『2050円』『わ!安い』

カッコマンH君はいくら丼、
『幾らしたの?』『880円』『わ!安い』

新人A君はいとこ丼、イクラとサーモンが乗っている。
『何でいとこだ?親子じゃあないのか?』

『ノルウェーサーモンだからじゃないですか?』
『むつみさんは何?』『私は宗八カレイ定食、550円!』

『わ!安い!!』

で、待ち時間を異常に長く感じたくらい、
期待に胸を膨らませた私たち。

丼にたっぷり乗ったウニやらイクラ、
『ムラサキだけど美味しい!』

宗八もこれで550円?!
と、思うほど大きく美味しかった。

よそのおじさんが食べていた甘エビ丼は、
甘エビがどっさり乗っていた。

『今度は甘エビ丼にしよう』

『帰りは赤井川経由で帰りましょうか』
『ということは、山川牧場のソフトクリームですか!?』

ソフトクリーム大好きのビベロYちゃんが言った。

かなり、ハードな現場だったけど、
『いい現場だったね』

一生懸命仕事をして、
みんなで、北海道の美味しいものを食べ、

満腹笑顔だ。

余市町の市場の上にあるそのお店、
並ぶ価値あり!是非お試しあれ。

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