日刊せみなりーBLOG

あのさあ〜

更新日:2013/07/06

久しぶりに、朝からギョッとした。

我が家は、
斜面を利用して建っているマンションだ。

だから、玄関も一階、
メゾネットなので階段をおりて行く寝室も一階。

ただし、斜面なので、
正確には寝室は斜面の中腹にあり、

寝室のベランダからはお隣の屋根しか見えず、
遠くに、

アパホテルとライオンズマンションが見えるのみ。
なので、

視界は広がり、
解放的に暮らしている。

朝は、ロールカーテンを、
ピーキュルンキュルンと開け、

解放的に着替えをする。
昨日も、ロールカーテンを開け、

窓も開け、
深呼吸をしてトイレに行った。

トイレから戻り、
普通に窓の前で解放的に脱いだ瞬間、

耳元で声がした。

え?
外を見たら、お隣の屋根の上に、

数名の職人さんが立っていた。
ギャオーん!!!

解放的な姿のまま、床にうずくまり、
ベットの横に隠れたが、

我が家の寝室の窓は大きくて、
立って着替えをすると、

どこでも見える。
どうやって、ロールカーテンを閉めよう。

解放的な姿のまま、障害物をよけながら、
窓の横の壁に張り付き、

腕を伸ばして、
ロールカーテンの中央にぶら下がっている紐を引いた。

そうなのだ。
寝室のロールカーテンは、はじに紐があるタイプではなく、

真ん中にヒモ!タイプなのだ。
おまけに、窓が大きくて二枚になっている。

(どうか、職人さん、気が付かないで!)
どうにか、二枚のロールカーテンを引いた時には、

嫌な汗が、首元に出ていた。

そういえば、数日前から、
お隣には足場がかかっていた。

外壁の塗装かしらと思っていたが、
屋根の塗装だった。

今朝、昨日出張から帰ってきた夫に、
この話を教えようとしたら、

みなまで言わないうちに、
『屋根に人がいて見られたんだろう』

と言った。
その淡々とした声に、

(わ!妻の裸を見られたかもしれない事に、この反応?)

昨日とは違う汗が、
頭から出た。

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