日刊せみなりーBLOG

嬉しいな〜…

更新日:2013/07/20

うちの会社の仕事の一つに、
街作りのお手伝いがあるが、

それとは別に、
『小樽の民家を見かけはそのままで、中を快適な空間に変えて住まう街にしよう!』

という活動を始めた。
小樽の魅力は、あの明治大正昭和と続く歴史の中で、

その時々の建築の特徴を持った建物が、
今も現役で使われており、

それが、
独特の小樽の雰囲気を作っているところにあると、

思っているので、
仲間を募り、『活用して残そう!』の会を作ったのだ。

本業の民間バージョンみたいなものである。
なので、月に1・2回は、

『小樽に行ってきま~す』と、出かけているが、
嬉しいことに、

近頃、海外からの観光客が、
戻ってきたように感じている。

今日も小樽に向かう汽車の中、
お向かいには若い素敵な女性が三人座った。

小声で話すので、何語かわからない。
(日本人かしら?)

観光客なのは、
その服装と手に持っている観光本らしきものでわかった。

ついつい、
その本が何語で書かれているのか確かめたくなって、

首が伸びた。
(あ・ハングル文字だ!)

韓国からの旅行客だった。
嬉しい。旅行先に北海道を選んでくれた。

楽しんでくれたらいいなあ、
と祈る気持ちになる。

帰りの汽車の後ろの席は、
台湾からの家族ずれのようだ。

まだ、未就学の男の子が二人、
楽しそうにずっとおしゃべりをしていた。

お母さんもお父さんもニコニコしていた。
あ〜良かった。

楽しんでくれたんだとほっとする。

これで、韓国語や中国語を話せたら、
せめて、英語が出来たら、

『どこが一番良かったですか』なんて聞けるのに……

札幌に帰ると、
もっとたくさんの外国人がいっぱいいた。

日中は暑いけど、
涼やかな風が吹く北海道の七月、

いいですよ〜と、
外国語では言えないので、

ただニコニコしていただけだったけど、
戻ってきてくれた海外の観光客の皆様に、

感謝!の一日の今日だった。

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