日刊せみなりーBLOG

とうきび…

更新日:2013/08/04

補償の仕事は、
わかってもらうことが難しいらしい。

ので、深くは言わないが、
建物から山の木、様々な営業形態まで知識が必要だ。

だから、
現場へ向かう車の中でも、

『あの木、何だかわかる?』
とか、クイズ形式で結構話しているが、

先日は、
『あの畑はなんの畑でしょう?』

なんていうのをやっていた。
『デッドコーン!』『あたり〜』

『デッドコーンととうきびの違いは、
植え方の密集度合いでわかる』

とラガーマンM君が言うと、
『ふうん』とビベロYちゃん。

ビベロYちゃんもわかるようだ。
デッドコーンは家畜の飼料、

とうきびより大きくなる。
近頃は、早生とうきびを作るために、

芽が出る頃、
ビニールをかけて育てる風景をよく見る。

あれは、春先の富良野だったけれど、
それが、店頭に並び出した。

『むばあば、トウモロコシが食べたい。』

愛知から来ている孫が言うので、
『北海道ではとうきびっていうんだよ』

何と無く教える。トウモロコシでは、
北海道のとうきびの甘さが伝えられない気がして…

一本一本の間隔を開け、
ビニールをかけて大事に育てられた早生のとうきびは、

甘くて美味しかった。
ハウスもののイメージとは違う力があった。

そう言えば、
春に富良野で見たとうきびの赤ちゃんは、

かけられているビニールを突き破って伸びていた。
その力が甘さになっているようだ。

『お前ら、とうきびはこうやって食べるんだぞ』
本州育ちの孫たちに、

夫は、
とうきび食べ方実践講習会をしていた。

これからが、
北海道の美味しい食べ物全盛期だ。

因みに、
デッドコーンは、本当はデントコーンと言うらしい。

林立するデッドコーンの風景も、
北海道の風物詩だ。

記事一覧