日刊せみなりーBLOG
真っしぐら…
更新日:2013/09/07
只今、
社員総出で納期に向かって真っしぐらだ。
私は、
うちの会社に入って、
初めて、納期というものを知った。
当たり前に、前職の看護婦には納期なんてない。
ただ、時間制限はかなり合った。
何人もの患者さんを受け持ち、
観察、検査、投薬、
それを持って医師の指示を仰ぎ、
患者さんの声に耳を傾けつつ、
次の看護計画を立てて行く。
一日は24時間、
夜は患者さんが寝てしまうし、
検査によっては、
五分刻みで動く。
働いていた病棟が、
野戦病院のような役割で、
急性期の患者さんが専門病棟に移れるまで、
『ここで助ける!』
みたいなところだったから、
時間制限の中で、
一日を働く。
所謂、短期決戦型だった。
おかげで、
あらゆる疾患の基本的なところは勉強が出来た。
なので、
看護婦を離れて20年立っても、
『むっちゃん、こうなんだけど、何科に行ったらいい?』
の相談には乗れる。
のだが、
その第二の人生のうちの会社の納期には、
20年たっても、中々馴染めない。
北海道は冬があるから、
基本、春から秋が勝負だ。
営業は、仕事を頂きます!と頑張るし、
技術は、
『任せてください!』と言うものの、
間に合うかな?
早く計画を立てないと………
と不安が募る。
『納めてきます!』『行ってらっしゃい!』
が来ても、
休む間もなく次の納期に向かって真っしぐらだ。
考えて見たら、
看護婦時代もそうだった。
患者さんが退院し、
ホッとする間もなく次の患者さんがやって来る。
納期があってもなくても、
仕事って、
そんなものなのかもしれないなあ。