日刊せみなりーBLOG
腕時計…
更新日:2013/09/22
ショッキングピンクの時計を買った。
若い時は、
黒、こげ茶、グレーばかりが好きで、
明るい色の物を、
身につけることは無かったが、
近頃は、
明るい色の物、それも赤系が欲しくなる。
この時計を見たのは、
JALの飛行機の雑誌の中、
あ・札幌でも売っている。
(値段にもよるけど、見に行こう。)
と決めた。
そもそも、時計を身につけるのも、
22年ぶりだ。
看護婦をやめた時から、時計は外した。
看護婦に時計は必需品、
脈を測る時、時間で追われる検査の時、
腕から時計が外れることはない。
看護婦を退職後、
ほんの手伝いのつもりでうちの会社に入り、
なんだかんだで今に至るけど、
携帯電話のお陰で、
腕時計はなくてもすんだ。
だから、
(もういいや)と思っていたのだけれど、
その雑誌にあったショッキングピンクの時計には、
強く惹かれた。
『この時計を見せてください。』
店員さんに言った。
『このピンクですね。人気があるんですよ』
ガラスケースから出された時計は、
しっかり、ショッキングピンクだった。
『派手かしら?』『いいえ、お似合いですよ』
想像通りの店員さんの答えに、
苦笑しつつ、えい!と買った。
『つけて行きます』
何か、良いことが起こるようなワクワク感だった。
まさか、
お役所の打ち合わせには、
つけていけないけど、
それ以外には使えるわ。
自分に言い聞かせて、
8400円を支払った。
時計に慣れていない私は、
身につけることを忘れがちだけど、
こっそり付けて行った入札会場で、
落札できたところをみると、
やっぱり、
良いことを起こす、
ショッキングピンクなのかもしれない。