日刊せみなりーBLOG
いあみさわ…
更新日:2013/10/05
全道がお客様、
『あのね、一度も通ったことのない町はないわ』
なんて、
言っているが本当だ。
その中でも、
まるでブームのように近い関係になる街が時々ある。
今は、岩見沢だ。
ご縁があって、お仕事!お仕事!有難い。
そして、
昨日からその岩見沢で研修会があった。
中小企業家同友会の大型研修会、
企画の中心者は、F高校の後輩であり、
経営者としての先輩である美智留さん、
『絶対いくわ!』
で、
夕べやって来た。
あまりに近くなので、
宿泊は初めてだ。
岩見沢駅は、
おおおおおおお!!!
と、美しく、
木がふんだんに使われ、
粋である。
駅を出たら、
うちで調査した建物が見え、
ぐっと短に感じられる。
研修会では、
空知の人口が急速に減っている話も出たが、
その中で、
創意工夫、精力的に頑張っておられる皆さんは、
明るくお元気だった。
美智留さんの素敵なスピーチに涙した後、
一人で食事に出た。
岩見沢の繁華街は始めてだから、
(何処にでもあるチェーン店は…)とか、
(ここは良さげだけど、女性一人では…)と、
中々、店が決まらない。
本当は、縄のれん的な一杯飲み屋が大好きだけど、
知らない街で、
一人で入る勇気はない。
ぶらぶら歩いていたら、
小綺麗な居酒屋から、エプロンをした店主らしい方が出て来た。
『あのお、こちらは女性一人でも大丈夫ですか?』
店主さんは、『多分、大丈夫だと思いますよ。』と、
カウンターに案内をしてくれた。
若い人が多い店だ。
道の人通りは少ないけれど、
店に入ると一杯なのは、
北海道の中型都市の特徴だ。
同じ空知なので、
栗山の北の錦のお酒が置いてあった。
サラリーマン、家族連れ、会社の宴会、
笑い声が一杯で、一人が寂しい。
(仲間にくっついて飲みに行けば良かったかな)
と、思ったが少々お疲れだからこれで良い。
(何を食べよう)
メニューを見たら、【長いもそうめん】
があった。
多分、長いもの千切りね!
自分では作るのが面倒だけれど、
好物である。
出てきたのは、
地元で取れた長芋をそうめんのように細く切り、
そうめん出汁をかけたものだった。
美味!だ。
ズルズル…すする。
ふと、壁を見たら、
北の錦が作った特別酒【いあみさわ】が、あります。
のポスターがあった。
いあみさわ………
そうだ、地元の人は、いあみさわ…だ!
札幌のベッドタウン的な存在で、
地方なのか、都会なのか、個性が出にくい岩見沢、
でも、【いあみさわ】は、忘れていた子供の頃を、
なぜか、思い出させた。
いあみさわ……
やっぱり、飲んでみるべきだった…かしら、
ホテルに帰って、少し後悔した。