『あら？！近くに食べるところ、何もなかったの？』
『そうなんです。毎日、昼はコンビニでした。』

現場に行って、
困るのは、トイレと食事だ。

出来れば昼食は、
落ち着いて美味しいものを食べたいが、

全道つづ浦々、
どこでも行きます！どこまでも！

だから、
山の中でなくても、

食堂が近くにないところは意外に多い。
『でも、ローソンはありましたよ』

てなかんじで、
コンビニのお昼ご飯になることもあるのだが・・・

先日、
『コンビも独自の工夫、しているんだあ！』

の感動ご飯を食べた。

それは旭川西神楽のローソンだった。
おでん売り場に、手書きのチラシ、

【おでんのつゆで讃岐うどん！】
乾燥ねぎ付で110円、

好みで、
油揚げ、わかめ、・・などを、

トッピングしてくれるそうだ。
コンビニのおでんの汁は美味しい。

これは、絶対美味しいと確信し、
『このおでんのうどん下さい。わかめ付で！』

『はい！130円です！』
冷凍の讃岐うどんをチンし、

おでんのカップに入れ、
おでんの汁をたっぷり、

そこに乾燥ネギと乾燥わかめを入れる。
車に戻って、蓋を開けると、

ネギもわかめも丁度良く戻り、
『頂きます〜』

美味しかった。
たった130円で、あったかうどんだ。

その後、
至る所にあるローソンで、

その【おでんの汁で讃岐うどん！】
を探したが、未だなし。

どこのお店も、
やってみようとは思っていないらしい。

コンビニのおでんの汁は、
その殆どが捨てられる運命だろうに、

それがうどんの汁として価値を生む。
凄い！

稲盛和夫さんの著書の中に、
値段を下げる努力の話があり、

その中で、
『うどんが高すぎる。もっと、工夫をして値段を下げる努力をしなければ』

という下りがあったが、
創意工夫は大きな事だけではない。

おでんの汁で讃岐うどん！
110円！トッピング20円！

買う人にも売る人にも、
嬉しい商品だと思う。

是非一度、西神楽ローソンへ、
お試しあれ！