日刊せみなりーBLOG

お役に立ちたい心?

更新日:2013/11/16

うちの会社には、
学生バイトがよく来る。

創業者の父が学生好きということもあり、
北大生を中心に、

その世代その世代で、
名物アルバイターが存在した。

現在も、一人、
常任アルバイター北大生のA君が、

『おはようございます』と、通ってきている。

確か、彼は、
北大生協に出した張り紙でやって来た学生だったと思う。

『次は、こうした方がいいのではないですか?』
アルバイトなのに工夫をして、

仕事をする。
指示しなくても、現場が終わると物品管理をし、

『どなたか、⚫⚫を持っていませんか』と、
社員に言ったりしている。

うちにとっては、
とても助かるアルバイトだ。

『北大生だから、頭が良くて仕事もできるんですかね』
ある時、ラガーマンM君言った。

『うーん、頭がいいからというより、
彼には、【お役に立ちたい心】があるんだと思うよ。』

『それって、
働いていたらみんなあるんじゃあないですか』

再び、ラガーマンM君が言った。

『そうなんだけど、
それが際立っているんだと思うよ。』

うちの会社の社員たちは、基本的にこの、
【お役に立ちたい心】が強い。

よって、お客様にも、サービスし、
『ちょおーと、赤字になるでしょ!設計変更をして貰ってよ』

と、
私が叫ぶことになるが。

常任アルバイター北大生のA君は、
その心で、

あっという間に、
アルバイト学生に指導するまでになった。

そして、『図面も書いて見ます』
次から次へと、【出来る事】が増えている。

【お役に立ちたい心】は、
仕事ができる人を作るようだ。

もっとも、彼には夢があり、
『卒業したらうちにおいでよ』には、

『すみません』と返事は良くない。
何でも、テレビ局に務めたいらしい。

『そのうち、有名なプロデューサーになるかもね』

そしたら、
中小企業で働く様をドラマにして欲しい。

寅さんの現代版だ。

【お役に立ちたい心】が、
生かされやすいのは中小企業だから。

その時、
補償セミナリーは、いい舞台になると思うよ。

だって、
寅さん的【お役に立ちたい心】の人ばかりだもん。

では、
ドラマの舞台になることを夢見て、

常任アルバイター北大生のA君、
卒業までよろしくね!

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